モラハラ、血の交換、家庭内ストーカー……世間がどん引きした「セレブのラブラブエピソード」
破局がウワサされるようになった12年の12月。2人はソルトレイクシティでスキーを楽しんだのだが、空港で1人用ソファーに2人で重なり合いながら座り、いちゃいちゃしまくる姿がパパラッチされた。いい加減おなかいっぱいだと叩かれたが、直後、2人は別れてしまった。
■カニエ・ウエストとキム・カーダシアン
キムのセックス・テープを見てからというもの虜になったというカニエは、12年4月にリリースした「Cold(Theraflu)」で「キムと恋に堕ちた。オレたちは恋に堕ちた」といきなり告白。キムは離婚手続き中だったため、不利になっては大変だと、妹のクロエが「ただの友達」だと断言したが、2人は妹の気配りなど無視し、同月24日、公共の場に手をつないで登場。キムは互いのイニシャルである「K」と「W」のイヤリングをしており、「中学生が交際しているようだ」と冷やかされた。
その4日後、キムと一緒に車から出てきたカニエのズボンが派手にずり下がりブリーフ丸見え状態になっている姿がパパラッチされ、世間は絶句。5月にはカニエが「Way Too Cold」でキムとの結婚を宣言し、7月にはカーダシアン家のリアリティ番組に初登場し、キムのアクセサリーを選ぶという支配欲みなぎる姿を見せつけた。その後もカニエはキムの持っている服を全部捨て、彼が「似合う」と見立てた服を大量に持ってきてクローゼットの中に入れたり、彼女のキャリアや立ち振る舞いにいちいち口を出していると伝えられるなど、モラハラぶりを発揮。
しかし、キムは「愛する男からホットな女だって思われたいもの。信頼してるしぃ~」とうっとり。カニエが見立てたハロウィーンのマーメイド姿は絶望的なほど似合わないと叩かれたが、キムは大喜び。曲の中で、パーフェクト・ビッチと呼ばれても「光栄」だと微笑み、ウェディングドレス選びも彼に任せ、服従していると伝えられている。
面白いほど自分の色に染まってくれるキムをカニエも溺愛しており、12年末にはコンサートでキムの妊娠を発表し、体重が増え続けるキムを「セクシー」だとかばい、定期健診に間に合うようにと1,000万円を支払いプライベートジェットを手配するなど甘やかし続けた。生まれてきた子には、「ノース・ウエスト」と名づけ世間から失笑されたが、本人たちは「いい名前」だと自賛。浮気や不仲ゴシップも流れたが、2人の絆は深まる一方で、昨年10月にとうとう婚約。メジャーリーグの野球場を貸し切り、15カラットのダイヤの指輪を贈るという、カニエらしいド派手なプロポーズに世間は唖然とした。
「自分はイエスだ、神だ」と絶対的な自信を持つカニエは、芸術的な才能にずば抜けていると自負している。昨年11月には、トップレスのキムと大型バイクで向かい合いながら愛を育むという見るに堪えないMVを制作。クリスマスには、以前自分のCDジャケットを依頼した画家のジョージ・コントに、CDジャケットと似たような絵をエルメスの高級バッグ「バーキン」に描かせ、キムにプレゼント。キムは愛用しているものの、鬼の顔の男や奇妙な顔の女性たちの全裸が描かれており、あまりの趣味の悪さに全米が絶句した。なお、カニエはキムをファッション誌「ヴォーグ」の表紙に載せたいと切望しており、せっせとアプローチしているがいまだにかなわず。美意識の高い編集長のアナ・ウィンターの目が黒いうちは実現しないだろうと囁かれている。
■ジェイ・Zとビヨンセ
1月26日に開催された「第56回グラミー賞授賞式」のオープニング・パフォーマーを夫婦で務め、拍手喝采を浴びたビヨンセとジェイ。02年に交際を開始した当初は、2人とも同じくらい高いステイタスと収入があるため、「ほどよい距離感と対等な関係を保っている理想的なカップル」と羨望のまなざしで見られていた。
しかし、08年にゴールインしてからというもの、ビヨンセにジェイが寄り添う姿が、かなり目立つように。一緒に仕事をすることが多いとはいえ、コンサートのリハーサル、バックステージ、MV撮影、レコーディングスタジオなどなど、ビヨンセのいるところにジェイありという状態に。パフォーマンス出演した『アメリカン・アイドル』の控え室で声を整えるビヨンセの動画を自身の公式サイトで公開し、「すごいだろ」と自慢するなど、まるでマネジャーのようだと囁かれるようになった。