「東京五輪の接待ステージか」ジャニーズ舞台、森元首相鑑賞で飛び交う黒い疑惑
ジャニー喜多川氏のギネス世界記録認定記念公演『JOHNNYS’2020 World』が、約2カ月の公演を終え、27日に幕を降ろした。同舞台は、2012〜13年に上演された『JOHNNYS’World ―ジャニーズ・ワールド』の再演という形式ながら、新たに「2020年の東京オリンピックを盛り上げる新グループ『Twenty Twenty』のメンバー選考」というテーマも掲げられていたため、ジャニーズファンの間では、「最終日に新グループの候補者発表があるのでは」とウワサされていた。
公演最終日の27日公演は上演内容に変更があり、それまで2時間35分あった本編が1時間15分に短縮され、残りの時間は出演者たちのMCや歌が披露されるショータイムに費やされた。事前のアナウンスもないまま行われたこの大幅な内容変更には、「あの内容を1時間に凝縮するって無理すぎるだろ」「千秋楽だけ特別扱い、ひどい」「Twenty Twentyの発表はどうなった?」など、ネット上ではファンの動揺の声が飛び交った。
「短縮バージョンの上演だったので、いろいろ省かれたシーンも多く、出演者たちも着替えが間に合わなかったりしたそうですよ。2部のショータイムには、演者ではないSexy Zoneの松島聡、マリウス葉やジャニーズWESTも登場して、コンサートのような盛り上がりだったみたいです。ステージ上には『感謝祭』という文字が出ていたそうなので、2部は特別公演のノリなのかもしれませんね。それにしても告知なしでやっちゃうのが、さすがジャニーさんというか……」(Sexy Zoneのファン)
また、この公演を鑑賞する森喜朗元首相の姿も確認されており、ジャニー氏がかねてよりラブコールを送っている東京五輪へのアプローチも垣間見えたようだ。公言しているという五輪への熱意も垣間見えたようだ。
「森元首相は以前よりジャニーズ舞台に足を運んでいるらしいのですが、先日発足したばかりの『2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会』の会長に就任していることから、ジャニーズとしても今回の公演はまたとない最高のアプローチチャンスだったのでしょう。ジャニー氏は招致決定前から『五輪を陰ながらサポートしていく』『(Twenty Twentyは)五輪応援隊のような意味合いもある』などマスコミを通じて猛アタックを仕掛けてました。『オリンピックで僕たちに何かお手伝いできることがあれば』と、公演中に出演者が言ったのを聞いたファンもいます。それが台詞なのかアドリブなのかわかりませんが、ジャニーさんの本心なのは間違いないでしょう。ショータイムを追加した急な内容変更も、ファンからは『接待ステージ』と揶揄されています」(ジャニーズに詳しい記者)
6年後に迫った東京五輪にジャニーズが関わることはあるのか、またそれに合わせてデビューするという総勢40名によるグループ「Twenty Twenty」のメンバー選考は進んでいるのか? 「世界へ向けてなにかを見せるときだと思う」と語っていたジャニー氏の東京五輪計画は、今後どのように展開されるのか気になるところだ。