松田聖子、新恋人発覚の布石か? 9年愛マネジャーと破局報道の違和感
そして「週女」記事には興味深い内容が記されている。この問題を受け、新聞やネットでアンケートが実施されたが、「興味深いのは、養護施設出身者はドラマに肯定的で、施設で働く関係者は否定的という傾向があること」というのだ。「差別だ!」と主張するのは実は施設で働く関係者だというのは確かに興味深い。いわば関係者こそが、子どもたちを差別的な目で見ているとも受け取れるからだ。もちろん、ほとんどの関係者は熱意を持って仕事に当たっているとは思う。しかし、ごく一部だが、児童養護施設や老人施設で虐待などの事件や不祥事が絶えないのも事実だ。そして養護施設の子どもたちへ世間の差別や偏見が現実にあるのならなおのこと、施設の実情、差別の実態などを明らかにして、議論すべきではないのか。それに蓋をしようという関係者たちは、一体何を守ろうとしているのだろう。都合の悪いものは全て秘密に、という安倍政権の姿勢にも通じるようで怖い。
今回のドラマと放送中止問題をきっかけに、児童養護施設の問題、そしてそこに暮らす子どもたちのための議論が行われれば幸いだと思うのだが。
女性週刊誌には原発や地震、年金や消費税など社会派の硬派記事が意外と多い。結構、頑張っていると思うが、今回「自身」の高齢者ストーカー記事も結構タメになった。ストーカーは半分が女という女性率の高い犯罪だが、高齢者では圧倒的に男が多いそうだ。定年退職後の寂しさ、喪失感が引き金になるというが、地域活動などで「頼りになる」なんて言われると「自分に気がある」と勘違いしちゃうらしい。なるほど。さらに男女のギャップも。伴侶を亡くした場合、女性は交際をするにしても「もう結婚はこりごり」と思っているが、男性は「俺の面倒を見てくれ」「俺が死んだら墓を頼む」と思ってしまうとか。しかもストーカーなんて言葉がない時代の人たちだから、加害者意識もない。プライドも高い。いや~怖い(笑)。
記事には高齢ストーカーの対処の仕方も具体的に書いてあるので、お困りの方は是非ご一読を!