嵐・大野智が描いた「亀梨和也の肖像画」、ついに公開で「めっちゃ上手!」と反響
2008年に個展『FREESTYLE』を開くなど、美術に造詣が深いことで知られる嵐・大野智。かつてKAT-TUN・亀梨和也に「絵を描いてほしい」と依頼され、10年越しにその約束を果たしていたが(既報)、今回ついにその絵がファンの前に公開され話題になっている。
事の発端はおよそ10年前、亀梨が嵐のバックダンサーを務めていた時のこと。アートを得意とする大野に、亀梨が「絵描いてくださいよ」とお願いしたところ、「いいよいいよ」と大野は快く引き受けたが、そのまま着手することなく数年が経過。11年の6月にようやく完成がしたのだった。
同年9月に発売された「+act」(ワニブックス)のインタビューで大野が明かしたところによると、亀梨からは年末の『ジャニーズカウントダウンコンサート』で会う度に催促されており、ある時『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で一緒になった際に「いつ描いてくれるんですか?」と、あらためて追及されてしまったという。大野は「(モデルになる)写真持って来てくれたら描くよ」と返したが、すぐさま写真が届いたため、11年5月頃にようやく描き始めることになったそうだ。
描き始めると、わずか1週間ほどで出来上がったという問題の絵は、大きなキャンパスに水彩画で描かれた亀梨の肖像画。10年待たせてしまっただけに「完全に似せてやろう! と思って描いた」と言い、無事に亀梨に手渡すことが実現。大野はラジオなどで「あんなに亀ちゃんを、亀ちゃんのことを思った日はなかったです」と、絵に取り組んでいた際の状況を明かし、亀梨もラジオで「超立派な絵! めっちゃ似てんの。相当似てる!」と話すなど、絵の出来上がりに満足している様子だった。
また、昨年5月に亀梨がゲスト出演した『VS嵐』(フジテレビ系)では、この絵のことについて「なんで絵をすぐに描いてあげなかったのか」という話になったが、大野は「まぁ正直、“ウンウン”って言えば済むなと思った」と、ぶっちゃけ発言。当時は適当な返事でかわすつもりだったのかもしれないが、亀梨の熱意に負けた形なのだろう。そして、そんな大野の渾身の一作が、今年1月2~4日に横浜アリーナで行われたKAT-TUNのファンミーティング『新春勝詣』の展示スペースで公開されたのだ。
「亀梨の片目が隠れていて、なんともいえないミステリアスな雰囲気が魅力的な絵でしたね。イベントのMCでは『展示物の中のお気に入り』を聞かれ、亀梨はもちろん大野の絵を挙げていたそうです。大野の絵は撮影禁止だったものの、無断で撮影した不届きなファンがいたようで、ネット上に絵の写真が流出しています」(ジャニーズに詳しい記者)
貴重な品物だけに、実際に現地で目にしたファンは、ネット上で「大野君が描いた亀の絵が見れてうれしかった」「めっちゃ上手だった」などと、興奮気味につづっている。今回は僅かな期間での公開だったが、あらためて多くの人が見られる場に登場してくれることを期待したい。