鉄拳、『紅白』リハーサルでも赤っ恥! 禁断の“スッピン”姿が招いた悲劇
AKB48・大島優子の電撃卒業発表が物議を醸した2013年末の『NHK紅白歌合戦』だが、大勢の出場者の中には、本番だけでなくリハーサルでもハズレくじを引かされてしまった、かわいそうな人物がいたという。
「『あまちゃん』(NHK)組として出演した鉄拳です。本番では、パラパラ漫画のイラストネタを行う予定でしたが、尺の都合で急きょ飛ばされてしまい、唯一の持ち芸を披露できなかったことが、Yahoo!ニュースにも掲載されてしまいました」(スポーツ紙記者)
出番後は、報道陣の取材に「来年はもうちょっと頑張って、僕専用の尺をもらえるようになりたいです」と語っていた鉄拳。なんとも芸人らしい、トホホなニュースだったが……。
「実は、本当にかわいそうなのはリハーサルだったんです。初の『紅白』で右も左もわからなかったようで、大勢のマスコミが待ち構える中、鉄拳は完全にノーメイクのまま登場してしまったんですよ。過去にバラエティで素顔が披露されたことはあるものの、場が場だけに『鉄拳さんです』と紹介された途端、取材陣もギョッとしていました」(同)
黒ジャージに黒のキャップ姿の鉄拳は「でかいスケッチブックを持ったADかと思った」(同)というありさまで、自分でも空気を読めていなかったことを恥じたのか、「こんなに人がいるなら、ちゃんとメイクしてくればよかったです」と苦笑い。さすがにNHK関係者もマズいと感じたのか、突然「撮影はNGです!」と叫びだしたという。
「しかし各社とも、聞こえないふりしてバシャバシャ撮りまくってました(笑)。さらにかわいそうだったのがその後で、有働由美子アナが『それではどうぞ!』とネタ振りをしたものの、スタッフから『本番で大丈夫です』とストップが入り、オンエアとまったく同じようにネタをカットされてしまったんです。鉄拳自身の宣伝にはなったでしょうが、『紅白』出演に関しては、ただ素顔を晒しにきたというだけでしたね」(同)
当日取材した記者の間では「あの写真、絶対東スポで流出するよね」と話題になっていたという。『紅白』初出演を果たした鉄拳だったが、リハ・本番ともに、良いところがまるでなかったという、なんとも珍しいオチがついてしまったようだ。