『安堂ロイド』『天国の恋』ら、今年の名＆迷ドラマ大反省会！

田　番組のTwitterとか見ると、送り手側が完全に作品を「笑い」として楽しんでいるところがスゴいね。

太　盛り上がる場面だけど、そこを『笑ってはいけない○○』と自ら言えちゃうセンスね。作り手側が「こういうの面白いでしょ？」っていうのが透けて見えちゃうと、しらけちゃうところがあるんだけど、作り手側の方が悪意あるツッコミをしていたりもするぐらいで、上手な感じでした。

田　かつて実写版セーラームーンだった沢井美優ちゃんが、とんでもない悪女になっていたのもビックリだったけど、なんといっても、毬谷友子の婦長！

太　婦長！　序盤は圧倒的にキテレツなキャラだったのに、ストーリーが進んで異常な空気に飲み込まれていくうちに、気がついてみたらいつの間にか婦長が、一番まっとうなことを言う常識人になってた……。

田　終盤は愛されキャラになった婦長だけに、最後の事故は衝撃だったなぁ。

太　「婦長ぉぉ〜〜っ!!」って絶叫したくなったよ。

田　結局、13年は、強いキャラほど愛される1年だったのかな。安堂ロイドも、もっと振りきれてれば。

太　もっとロボっぽくしゃべったりカクカク動いてみたり？　キョーレツながらも愛されるキャラっていうと……

田＆太　ふなっしー!!

田　「梨汁プシャー！」とか決めゼリフもちゃんとあるし。やっぱりドラマに限らず、13年はそういう1年だったのかも。

太　14年は、どんな面白ドラマ、面白キャラに出会えるでしょうか？