別の男性の子を夫の子として育てる「托卵」は、自殺未遂や一家破滅に続く修羅の道
――玉石混交のネットの海で、下衆なエピソードだけを収集・観察する奇跡のヲチャーHagex。彼がセレクトした、某橋田壽賀子ドラマよろしく、読むとゲッソリする……いや人生のトラブルシューティングとしてためになるエピソードを紹介。
12月24日に発売された「週刊女性」(主婦と生活社)によると、元「光GENJI」大沢樹生と女優・喜多嶋舞の間に生まれた長男(16歳)のDNA鑑定を行った結果、大沢の父性確率が0%という判定が出たそうです。大沢と喜多嶋は1996年にできちゃった結婚をしますが、2005年に離婚し、大沢が息子を引き取って育てていました。しかし、12年に息子は「週刊文春」(文藝春秋)で「大沢と喜多嶋から虐待を受けていた」と告白。大沢は、息子が「客観的事実と大きく異なる認知及び言動」の症状があることを明かし、虐待疑惑について完全に否定しました。その後、大沢は一般女性と再婚し、子どもができますが、なんと死産。「自分のDNAに問題があるのかもしれない」と考えてDNA検査をし、今回の報道された結果につながりました。大沢は現在、息子の親権は手放し、息子は喜多嶋の母である元女優・内藤洋子とアメリカ・ロサンゼルスで暮らしているとのことです。
ネット上では、違う男性の子どもにもかかわらず、自分の子として育てさせることを「托卵(たくらん)」といいます。もちろん、カッコウの習性から名付けられています。以前なら托卵されても男性は気がつきませんでしたが、いまはDNA親子鑑定という科学の力で判明してしまいます。2ちゃんねるでも数々の托卵エピソードが投稿されているので、紹介しましょう。
<一家破滅への道>
今までにあった最大の修羅場 £94
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/live/1379784339/
大学時代に付き合った彼女がいましたが、わずか3カ月で振られてしまいました。それから数年後、元カノから連絡があったので、「復縁要請かな?」とウキウキ気分で会ってみると、なんと子連れ。話を聞いてみると、どうやら投稿者と付き合っている時期にできた子どもで、元カノがこっそりDNA鑑定をすると、結婚相手の子どもではないことがわかったというのです。つまり、投稿者にDNA鑑定をしてほしいということでした。
投稿者が鑑定すると子どもは自分の子でした。彼女に結果を報告し、不安な投稿者は「オレにどうしてほしい?」と尋ねると、「別になにもしなくていいよ、もしどこかで会ったら優しくしてあげて」と答える彼女。しかし、事実を知った投稿者は不安や罪悪感から逃れたくなり、元カノの夫にすべてを告白します。その後、彼らは離婚、子どもは夫が育てることになりました。「元カノが君にところに行くことはないから安心してほしい」と夫から言われますが、怖くなって引っ越し。その後元カノがどのようになったか不明とのことでした。
<托卵の代償は金じゃ埋められない>
浮気妻への復讐6回目
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/furin/1260379063/
投稿者はAB型、妻はO型、息子はO型。「投稿者からは生まれる可能性が少ない」血液型の息子でした。投稿者と妻は大学時代から交際し、卒業・就職後に結婚します。ある日、ふとしたきっかけで妻の携帯を見ると、彼女が高校時代から別の男性と付き合っていることがわかり、托卵されていることを知ります。あまりのショックで、投稿者は兄宛に浮気・托卵されたことを書いた遺書を作成し、自殺。しかし、運がよく未遂に終わります。
遺書を読んだ兄は激怒し、妻と間男に対して離婚と慰謝料の請求をします。兄は旧帝大法学部卒のキャリア官僚という立場とコネを使い、徹底的に彼らを攻撃し、勝利します。多額の慰謝料を手にした投稿者ですが、「お金を得ても心は満たされない」と嘆きつつも、最近やっと調子が戻ってきたと述べて、2ちゃんねらーをほっとさせるのでした。