ええ、うらやましいですよ!

マスコミ、業界関係者が失笑! 「公私混同」ジャニオタ芸能リポーターたち

2013/12/15 08:00
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浮かれるリポーターを冷たい目線で跳ね返す村上さん

 日本の芸能界で大きな幅を利かせているジャニーズ事務所。スキャンダルにはデリケートな事務所だけに、記者会見やイベント取材時の取り決めも多く、基本的には“御用達”のリポーターや媒体のみが取材に入れる状況だ。

また、ジャニーズの舞台・コンサートの取材は、事務所の広報・S氏が指名した芸能リポーターや取材陣だけが集められ、代表的なのは芸能リポーターの駒井千佳子と山崎寛代だという。両者はともにジャニーズファンであることから取材にも情熱的で、現場で質問の取り合いをして、他マスコミ陣から失笑が起こることもあるという。

「しかも、そこで出た質問が『それ、ただ自分が知りたいだけじゃないの?』と思うような話だと、ガックリしてしまいますよ。駒井さんは『NHK紅白歌合戦』の現場で、楽屋口に帰る嵐のメンバーに『調子はどう?』などと気軽に声をかけていたので、やはり他報道陣とは一線を画してますね。また、ある会見日が山崎さんの誕生日だった時には、S氏がジャニタレに『誕生日おめでとうございます』と言わせたことがあったようで、御用達マスコミの“内輪ノリ”に、現場記者はドン引きだったとか」(テレビ局関係者)

 また、リポーター以外でのジャニーズの宣伝隊ともいえるのが、放送作家の山田美保子。『ドデスカ!』(名古屋テレビ)に、芸能リポーターに混ざって日替わり出演しているためか、Twitter上で「なぜ芸能リポーターになられたんですか?」と質問が飛んでいたことも。山田は「芸能ネタは大好物ですが、芸能リポーターではないんです」と返答していたが、ジャニーズの番組の宣伝や取材現場での話をよくしていることから、リポーターと認識しているジャニーズファンも多いのではないだろうか。

 そんな山田は現在、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などの人気番組を手がける一方、『超潜入!リアルスコープハイパー』『ジェネレーション天国』『ノンストップ!』(いずれもフジテレビ系)と、ジャニーズ絡みの番組も担当している。しかし、担当番組にジャニタレを“ねじ込む”姿勢には、違和感を抱くマスコミ関係者も存在するようだ。

「特に最近、目に余るのはバナナマン・設楽統が司会の『ノンストップ!』です。今年2月に関西ジャニーズJr.内のユニット『B.A.D』の中間淳太がゲスト出演し、その後も同ユニットの桐山照史とともにVTR出演したことがありました。また、A.B.C-Zの河合郁人はDVDの宣伝で3月にコメンテーターとして出演して以降、リリースに合わせて7月、11月と3度もゲストに出演しています。先日は、40歳のジャニーズJr.としてネットで話題になった佐野瑞樹が、人妻とデートする『平日恋人』というコーナーに出演。マニアックな人選からも、山田氏の提案であることが容易に想像できます」(スポーツ紙記者)


 タレントのファンにとって露出が増えるのはうれしいことだが、業界関係者からは少々行きすぎた行為に見えるのかもしれない。「関西ではJr.が情報番組にレギュラー出演しているので、そのノリを山田も持ち込みたいのかもしれません」(前出記者)という意見もある。一方で、制作側の人間ではないものの、ジャニーズを積極的に“太鼓持ち”しているタレントはデヴィ夫人だ。

「どういうきっかけかは不明ですが、2年ほど前から積極的にジャニーズの舞台に足を運んでいるようです。ジャニーズの舞台を鑑賞しては、AKB48や宝塚歌劇団と比較したジャニーズのベタ褒め記事をブログで展開。おそらくジャニー喜多川社長か事務所の上層部と何らかの関わりがあるのだとみられますが、夫人は現在放送中のドラマ『独身貴族』(フジテレビ系)で、SMAP・草なぎ剛の叔母役としても出演しています」(芸能ライター)

 ちなみに駒井と山田は「コンサートの取材席でペンライトを振っていた」(スポーツ紙記者)との目撃談もあり、取材陣から好奇の目で見られてしまうのも無理はないのかもしれない。仕事上とはいえ、度を超えた仲の良さはジャニーズファンからの反感を買いやすいもの。同じファンであれば、その度合いもわかりそうなものだが……。

最終更新:2013/12/15 08:00
『2014.4→2015.3 ジャニーズJr.カレンダー ([カレンダー])』
吉田沙保里&大林素子は許される範囲ってことか