親戚が日本人のサンドラ・ブロック、東日本大震災の寄付について振り返る
12月13日公開のSF映画『ゼロ・グラビティ』のプロモーションでサンドラ・ブロックが来日。日本は、世界中で大ヒットしている本作の、最終プロモーション地となりました。
12月3日にプライベートジェットではなく普通の飛行機で成田に降り立ったサンドラ。同行したのはパブリシストとヘアメークさんなどスタッフ数名で、家族は連れてこなかったようです。そして、空港に集まったお出迎えファンは20名くらい……少ない! 「来日情報をオープンにしなかったので、ファンの方はあまりいらっしゃいませんでしたね」(スタッフ)と、少々寂しい到着風景ですが、その分、待っていたファンには丁寧にサインをするなどサービス満点。お出迎えは少ない方がファンにとってはラッキーなのかも?
翌日からのサンドラは、パワフルにプロモ活動に専念。到着した翌日4日には、記者会見に登場。真っ赤なワンピースを着たサンドラは、多少時差ボケもあったのか「日本に来て一睡もしていないの。みんなが私の顔じゃなくてドレスに注目してほしくて真っ赤にしたのよ」と、質疑応答の合間にジョークを加えて、打てば響くような受け答えで会場の笑いをガンガン取っていました。
5日は朝から『スッキリ!!』(日本テレビ系)にスタジオ出演。番組は午前8時からですが、「サンドラは登場時間(午前9時30分)の15分前くらいにスタジオに入りました。ホテルでヘアメイクは済ませていたので、パッと収録してパッと帰りました」とのこと。なるほど、やはりハリウッドセレブは「サンドラ・ブロック様」なんて書かれた控室でお着替えはせず、すべてホテルで済ませてきちゃうものなのですね。しかし、『スッキリ!!』は生放送。本番直前にインってことは、現場でのトークはぶっつけ本番ってこと?
そのほかの番組では、DAIGOや中川翔子とも共演しました。DAIGOと「ウィッシュ」を披露したり、しょこたんの宇宙についての博学ぶりに仰天したりと、日本でもタレント活動ができそうなほどの活躍でした。同日夜は、六本木ヒルズアリーナで『ゼロ・グラビティ』のレッドカーペットに登場。カルバン・クラインのコート姿で会場入りしましたが、ファンの前ではコートを脱いでキャロリーナ・ヘレラのセクシーなドレス姿を披露。この時は1,300人のファンに囲まれ、サインを大サービスしていました。
そのほかにもテレビ出演、新聞、雑誌、WEBの取材が多数。取材でよく聞かれていたのは東日本大震災の際、真っ先に100万ドル(約8,000万円)の寄付をした心境について。「サンドラの義理の兄の母親が日本人だから?」という推測もありましたが、サンドラは「やるべきことをしただけよ」とスマートに返答したそうです。また、今回の来日についても、「(アメリカ在住の)義兄の家族と一緒に来たかったんだけど、今回は無理だったの」と会見で語っていました。
来日中のプライベートはどう過ごしていたのか、「今回はまったくオフの時間がなく、ほとんどホテルのレストランかルームサービスで食事されていましたね。ホテルからプライベートで外出はしていないと思います」(スタッフ)とのこと。セレブの御用達「すきやばし次郎」の寿司もラーメンも食べず、キディランドでお土産も買わないまま6日に帰国したんだとか。今度は義理の兄ファミリーや息子さんも連れて、ノンビリ来日してほしいですね。