嵐・大野智、脱・釣りライフ!? オフはもっぱら自宅で「絵を足してますよ」
現在、『ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”』を展開中の嵐。ツアーは22日の福岡ドーム公演で終了するが、その後は『NHK紅白歌合戦』がスタンバイしており、年をまたいで嵐は大忙しだ。国民的アイドルゆえの超多忙なスケジュールに、プライベートの時間が取れているのかファンならずとも心配になってしまうところ。しかし、意外にも今年の前半はデビュー以来初めてといえるほどの自由な時間を持てたというのが、リーダーの大野智。「釣り命」で知られる大野だけに、オフの時間はもっぱら船上で満喫で過ごしていたと思いきや、実際はもう1つの趣味である「絵」に専念していたという。
11日に放送された、大野智のラジオ番組『ARASHI DISCOVERY』(FM横浜)では、そんな絵に対する思いが語られた。描き始めて3年以上がたったまま制作が止まっていた細密画を、最近また描き始めているそうで、
「途中で終わってたから、バランス悪いからバランス整えよーかなっと思って。絵足してますよ。それはね、そんなデカくないけど。畳1畳よりは全然ちっちゃくて。ま、それを貼り付けて、何かにしたりとか今考えてるの。3D(作品)ね!」
と、立体作品への好奇心もチラリ。さらに、ラジオで話しているうちに、次に描きたい絵の構想が突如浮かんだようで、
「ぼくねモザイクの絵、描こうと思ったことあるんだよね(略)完璧にリアルな人の顔の絵を完成させて。で、もう1枚、モザイクの絵を描く。で、遠くから見るとなんとなく見える。で、実は1枚はがすと描いてあります。どうよ、コレ。面白くない? ちょっと時間かかるからやめとこ(笑)。うーん、そうやって浮かぶんだよな~次に描きたいやつとかね」
と、大野らしい自由な発想を聞かせてくれた。実際には着手しないようだが、ファンとしては是非見てみたいところ。
また「日経エンタテインメント!」(2014年1月号、日経BP社)では、天地2メートルもの巨大キャンバスに油絵で子どもの顔を描いたことを語っており、「僕が油絵をやったことないと言ったら、奈良(美智)さんが一緒に油絵の画材を買いに行ってくれた」とも明かしている。奈良と大野といえば、プライベートで飲みに行くほどの親しい関係。今年の5月には、奈良の参加した現代美術作家のグループ展に大野の「子どもの侍の絵」が展示されていると、ファンの間で話題になっていた(既報)。時期的にも、今年の春のオフタイムに制作に励んでいたのかも?
「『俺、何やりたいんだろ』って考えたときに、やっぱり(美術作品を)作るのをやめない自分がいて。そんななかで、見たいと言ってくれる声も聞くし、見せたい気持ちはやっぱりある。前回から5年経ってますからね。ただ、もう少しやりたい作品があるから、それをやってからって考えてます」
と同誌のインタビューで話した大野。2014年は、嵐としても、アーティスト・大野智としても飛躍ある活動を期待したい。