華原朋美&小室哲哉の「元恋人共演」に必要だった、竹田恒泰の“役割”
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第201回(12/5~10発売号より)
鳥取連続不審死事件の上田美由紀被告の控訴審が始まった(一審死刑判決)。木嶋佳苗の首都圏連続不審死事件と並び称された事件だったが、一審では上田被告がほぼ黙秘を貫いたこともあり、木嶋事件に比べて報道も少なかった。だが一転、控訴審では黙秘戦略をとらずに被告人質問に答えたという。物証がほとんどなく、弁護側が上田被告の元同居人男性を“真犯人”と主張しているだけに、注目される控訴審である。
1位「華原朋美 小室哲哉へ恩讐15年 それでも願い続いた再会」(「女性セブン」12月19日号)
2位「ライブMCで赤西仁が“冷や汗”発言『キムタクさん……』知らなかったJ禁句」(「週刊女性」12月24日号)
3位「宮沢りえ 小出恵介&愛娘引き連れ『泥酔の京都』」(「女性セブン」12月19日号)
12月4日に放映された『2013 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)は見ていて超ドキドキだった。華原朋美と小室哲哉が15年ぶりに共演したのだから。熱愛時代に小室が作った「I’m proud」を熱唱する朋ちゃん。そのそばでピアノを弾く小室。時折、小室の方を振り向く朋ちゃん。最初はそれに気づかないのかピアノを引き続ける小室。だが時間がたつうちに、2人の目線が次第に合っていく――。
ひょえー、である。
しかも、だ。歌い終わった朋ちゃんはおもむろに小室に近づき話し出した。「小室さん、今まで迷惑と心配ばかり掛けてすみませんでした。これからは前を向いていけそうです。ありがとうございました」。しかし、小室はなんだかソワソワ。ピアノの楽譜を取ろうとする仕草で、目を合わせようとしないのだ。そして2人は握手するも、小室は一刻もその場から離れたいという態度で立ち去った。
そんな元恋人たちの15年ぶりの共演事情を「セブン」が報じている。何でも昨年の朋ちゃん復帰の際にも共演話があったが、妻であるKEIKOに余計な心配をかけたくないために断った。しかし今回、KEIKOも順調に回復していることから承諾したらしい。しかも注目すべきは、うわさのカレ・竹田恒泰クンが今回の共演に関係があると「セブン」が記していることだ。交際も始まっていないのに竹田クンとの関係を公表したのは、小室との共演を果たすためだというのだ。そして小室とKEIKOに対し「私はもう大丈夫。ちゃんと仕事にも向き合い、ほかの男性との恋も動き出している」と安心させアピールするためだと「セブン」は主張する。
うーん。そうきましたか。かなりこじつけ的で無理やりな話であるが、どうしても竹田クンを関連付け登場させたかったのね。今や朋ちゃんといえば、小室ではなく竹田クン。話題は完全にシフトしているから、竹田クンネタは外せない、ってわけ。そういった意味でも、2人の“交際”情報作戦は大成功! だ。それにしても、朋ちゃんと小室の握手を見て、中森明菜自殺未遂後の近藤真彦との会見を思い出した。素敵な笑顔で握手を求めるマッチに対し、ぎこちない表情でそれに応える明菜。今回はぎこちないのが男(小室)の方だったが、芸能界の公開ミソギは、いろいろな思惑が蠢く過酷なシーンでもあった。
時折「週女」で見かけるようになったのがジャニーズ・オンリーのワイド企画。今年も年の瀬が近づいてきたこともあり「スクープ抽選会 ムムッ! グループ『J』」というあまりお上手ではないタイトルのジャニーズ・ワイドが「週女」に掲載されている。