田中将大&里田まい、好感度夫妻が直面した「事務所移籍騒動」の裏事情
プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス日本一の立役者であるマー君こと田中将大と、その妻であり、“あげまん”の呼び声も高い里田まい夫妻に、ある騒動が起こっているという。関係者だけでなく世間からの評判も上々の2人だが、見えないところで不満を爆発させていたようだ。
田中と里田は昨年3月、シーズン開幕を前に入籍を発表。世間の「アイドル出身で、おバカタレントの里田に、アスリートの妻は荷が重いのでは?」という危惧は、いい意味で裏切られることとなった。
「特に話題になったのは、里田が資格を取得して、本格的な『フードマイスター』へと変貌を遂げたこと。夫を献身的に支える妻として、一気に好感度を上げた里田には、CM契約やレシピ本の出版など多数のオファーが舞い降りましたが、本人が『今年は主婦業に専念したい』とすべて断ってきました」(芸能ライター)
「夫優先」の姿勢でさらに支持を得ることとなった里田。しかし一方で、田中はといえば、プライベートや選手生活とは別の部分で、こんな不満を抱えていたという。
「田中は現在、大手芸能事務所・ホリプロに所属していますが、実はずっと退職を画策していたんです。理由は、芸能に関するマネジメント以外を、すべて楽天に丸投げ状態だったから。芸能事務所であるホリプロだけに、野球に関する知識がないのは仕方ありませんが、それでも前向きに田中のマネジメントに取り組もうという姿勢すら見せなかったとか。そして、ついに田中の堪忍袋の緒が切れてしまったというわけです」(広告代理店関係者)
タレント活動に関しては、芸能プロがマネジメントを担当する――近年のアスリートには多く見られるケースだが、田中の不満は募っていくばかりだったようだ。そしてついには、こんな決断をしたという。
「当初、田中と里田は、2人で個人事務所を立ち上げようとしていたんです。しかし近い将来のメジャー移籍に関して不安が残ること、また里田にしても業界最大手のプロダクション所属なだけに、先々のトラブルを考えて実現はしなかった。そこで2人がたどり着いたのが、松井稼頭央や井川慶ら先輩にあたる野球選手が所属するマネジメント会社。里田は事務所移籍の手土産に、出版したレシピ本の版権を差し渡すつもりだそうです」(同)
誰もが認める今年一番の好感度夫婦にも、表面上からはうかがい知れない苦悩が存在していたようだ。無事に移籍を済ませ、来年以降も夫婦揃って活躍してくれることを祈りたい。