小腸の後ろにもリンパ節がある!? うわさの内臓美容矯正の真相
というわけで、空気圧と高周波をあてた後、いよいよ内臓矯正がスタート。先生が両手で優しくおなかを刺激しますが、“イタ気持ちいい”反面、場所によっては、思わず「ウゥ~」と声を出してしまうほど、全身に力が入らないようなイヤ~な痛みが! 「おなかが硬いのは、内臓の働きが悪い証拠。通常の働きをしていないので、痛く感じるかもしれません。けど、どんどん柔らかくなりますよ」と言いつつ、グイグイ押す先生。おなかの痛みは続くものの、不思議なことに内側からポカポカ温まり、じんわりと汗も滲んできました。
結構奥の方まで入ってる……!?先生によると、「脇の下や脚の付け根にあるリンパ節はよく知られていますが、実は小腸の後ろに体全体の7割くらいのリンパ節が集まっているんですよ。内臓を刺激することで全身のリンパの老廃物が流れ、血流もよくなり、足や顔のむくみ、頭痛や肩凝りも取れる」とのこと。血流改善は、自然治癒力向上にもつながるのだそうで、これはもう揉まなきゃ損です。
また、小腸は「セロトニン」という精神を安定させるホルモンを作っているため、矯正によって「ストレスによるドカ食いを抑制でき、不妊症・不眠症・自律神経の乱れている方にも効果的」なんだそう。そんな万能な機能が隠されているとは……恐るべし、小腸!
およそ15分の矯正が終了すると、なんとボテっとしていた下腹が、わずかながらシュッとした印象に。腸がほぐれた感じで、おなかが柔らかい! また、縮まるように内側に入っていた肩が自然と開いていることに気付きます。ちょっと内臓を調整しただけなのにこの変化……! ア然とする筆者に、先生が「これは、内臓を正しい位置に戻すことで胸郭が開き、自然と肩が広がったから」だと教えてくれました。さらに胸郭が開くと、肺の圧迫が改善されるため、深い呼吸もできるようになり、全身に酸素が行き渡るんだとか。
普段一切伸ばさない筋が伸びて悶絶!その後は、全身と顔の矯正に突入。顔の矯正では、頬骨や鼻をグゥーっと強く押され、美しくなるためには多少(個人差アリ)の痛みを伴わなければいけないのだと痛感しましたが、死ぬほどの痛みではありません。すべての工程が終了し、あらためて鏡の前で体をチェックすると、骨盤の歪みを矯正したことで、太ももの側面が見た目にも触った感覚でも明らかに細くなっていることを実感! バスト&ヒップの位置が上がっただけでなく、縮こまっていた首も伸び、顔もスッキリ。中でも驚いたのが、肩が広がるとデコルテラインも綺麗に見えるということ。デコルテの美しさは、見た目の印象にかなり影響があるんですね!
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