SMAP・中居正広、「メチャクチャだった」舞祭組初ライブで横尾渉に感涙!?
11月15日に東京ドームで行われたKis-My-Ft2のコンサートに、バックダンサーのジャニーズJr.として出演したSMAP・中居正広が、自身のラジオ番組『中居正広のSome girl’SMAP』(ニッポン放送)で、その舞台裏を明かした。キスマイの派生ユニット「舞祭組」のプロデュースを手がける中居だが、この日の放送では、舞祭組の初ライブパフォーマンスについても「ホントに良かった」などと感想を語った。
オープニングから「キスマイのコンサートの話、した方がいいの?」と切り出した中居。多忙な中居だけに踊りの練習は1回のみ、着替えや楽屋も小学生のJr.たちと一緒だっただけでなく、「これじゃあ、どう見てもカッコつかないだろう」と思うような“テカテカの衣装”を着る羽目に。当日は「俺、なにやってんだろう?」と、気恥ずかしさを感じる場面もあったものの、久しぶりのバックは「いい経験」だと振り返っていた。
またこの日は、中居にとってもう1つ大事な出来事が。千賀健永・宮田俊哉・横尾渉・二階堂高嗣によるユニット「舞祭組」が、デビュー曲「棚からぼたもち」をファンの前で初披露したのだ。コンセプトは「ライブでみんなが楽しめる曲」だが、そもそもこの曲の歌の割り振りをする時点で、中居がメンバーに「歌は誰がうまくて、誰がヘタなのか」と確認したところ、「横尾が尋常じゃなくヘタだ」と発覚したそうで……
「『本当申し訳ないけど、俺よりヘタ?』って言ったら『あの~多分中居さんよりヘタですね』って言うから。『あ~、そりゃ重症だ』と。(略)『でも頑張れる?』って言ったら、横尾が『頑張ります!』って言って。『じゃあ、横尾君が大サビ歌ってもらおうかなぁ』って」
と、歌が苦手な横尾に、あえて大サビを歌わせることになった経緯を明かした。初披露となった『Sound Room』(TBS系、11月11日放送)の収録にも立ち会ったが、1人で歌うことに慣れないためか、横尾は歌詞を間違えてしまったという。
「本番前も『これ1回しかないからな』って。『1回やったら“間違えたんでもう1回やります”ってことはないから、そのつもりで本番に挑んで』って言って。で、(本番後に)『間違えちゃいました。すいません』って。今の横尾が間違えたワケだから、今の横尾にとってこれが“今”だから。間違えたままオンエアーするわ」
と告げ、撮り直しをせずに4人のリアルな姿を流したそうだ。
「東京ドームでも、音程というよりか、もう気持ちがはやってんのか、呼吸が整ってないのかわかんないけど、気合が入っちゃって。もう、メチャクチャだったのよ。(略)ただその時のメンバーの顔見たら、誰1人笑ってないのよ。横尾も、もう真剣だし、3人も一生懸命踊ってるから。もう俺ホント、涙出そうになったね。(略)終わった時、オレ手叩いたもんね。『パァーン! よっしゃ~!』みたいな。『来た~!』みたいな。『よくやった、舞祭組!』みたいな」
と、舞祭組の初ライブに気持ちが高まったという中居。盛り上がってくれた会場のキスマイファンは「温かい」と、感謝の言葉を述べていた。
一方で、26日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、キスマイのコンサートには中居だけでなくSMAP・木村拓哉も来場したという。木村は16日(2日目)に駆けつけ、関係者が案内されるダッグアウトに座り、監督のようにジッと腕組みをしてコンサートを見つめていたとか。藤ヶ谷太輔とは昨秋のドラマ『PRICELESS~あるわけねえだろ、んなもん~』(フジテレビ系)で共演していただけに、後輩の活躍をチェックしに訪れたのかもしれない。
中居が出演したコンサートの模様は、中居が出演するテレビ番組でオンエアーされるようだが、一体どんな内容になっているのか、今から放送が楽しみだ。