かなり辛辣! 米男性誌「GQ」が「今年、最も影響力がなかったセレブ」を発表
第3位は、2年前にTwitterの女性フォロワーたちにモッコリ写真を送り付けたことが発覚し米下院議員を辞職したものの、今年11月5日に行われたニューヨーク市長選に出馬すると意欲を見せてきたアンソニー・ウィーナー。妻に許してもらい、赤ん坊も誕生し、心を入れ替えたとみられていたが、なんと今度は偽名を使いFacebookで女性と卑猥な写真を送り合っていたことが発覚。それでもニューヨーク市長選には出ると言い張り、散々な結果に終わった。「GQ」は、「政治家としてのキャリアを立て直そうとしている大事に時期なのに、ネットで知り合った女性に自分のイチモツを見てもらいたいがためにリスクを冒す。政治家はみんなスケベなもんだが、アメリカの政治界において、アンソニー・ウィーナーほど悲しいスケベはいないだろう」と、選出理由を明かしている。
第4位は、今年1年、まさにやりたい放題してきたジャスティン・ビーバー。法的トラブルも起こしてきたジャスティンに対して、「GQ」は、「ガキのうちは、“大金があるから”“有名人なのだから”“親がしっかりしてないから”などとかばってもらえるが、もうガキじゃないだろうよ。バケツに放尿するわ、ビル・クリントンの写真に暴言を吐くわ、アンネ・フランクの家のゲストブックには不適切極まりない文章を残すわ、人につばを吐いたり、ペットのサルを押収されたり、盲目のマジシャンのような格好でフラフラしたり。そう、お前は今や立派なクソ野郎だ」とケチョンケチョンに書いている。
第5位は、今年4月に生前退位し名誉教皇となったベネディクト16世。「GQ」は、「新法王は、ベネディクトより、はるか~にいい奴だよな。いい奴が法王になれるなんて、知らなかったぜ。ベネディクト16世は激しいまでに硬派な男で、時代遅れなことばかり頑なに守り続けることが教皇制度なんだと思い込み、おまけに仕事はちっともうまくこなせなかった。最も印象に残る功績っていえば、赤い靴を履いたことだけ(編註:かつて慣習としてあった赤い法王靴を復活させた)。お前さんはすごいよ、ジョーイ・ラッツ(編註:本名のヨーゼフ・ラッツィンガーを縮めたもの)。誰もあんたのこと懐かしく思い返さないって」と手厳しく書いている。
第6位は、ジャスティン・ビーバー同様、周りの大人の意見など聞かず、わが道を突き進んだ若きスター、マイリー・サイラス。「GQ」は、「マドンナ、ジャネット・ジャクソンにブリトニー、クリスティーナ(アギレラ)が、やってきたことだよな。そうそう、アラニス(モリセット)が髪の毛で乳房を隠した全裸姿で地下鉄をウロウロしていたMVも、この上なく気まずく見るに堪えなかったけど、その繰り返しだよな。マイリーは今年1年間、アメリカ人をイラ立たせるために、ありとあらゆるバカげた戦略を遂行してきた。まんまと成功したことに悲しみを感じるよ」と説明。
第7位は、殺人容疑で逮捕された米プロフットボールリーグ、NFLペイトリオッツのアーロン・ヘルナンデス元選手。「GQ」は、「複雑な家庭に育ったとはいえ、何百万ドルも稼ぐ選手なんだからさ。ボストンのナイトクラブの外で発砲したり、友達を射殺するなんて、ありえないだろう。オレのチームまで台無しにしやがって。バカ野郎」と、スポーツ好きな男性に向けた文章を綴っている。