Jr.高田翔の胸毛シーンで話題! ジャニーズ昼ドラ『天国の恋』視聴率は?
ジャニーズ事務所の俳優・内博貴と、ジャニーズJr.の高田翔が出演する昼ドラ『天国の恋』(フジテレビ系)が、話題を呼んでいる。同作は40代の主人公が20代の年下男性との恋に溺れていく愛憎劇で、昼ドラならではの過激セリフや濡れ場も登場。現役のジャニーズアイドルがラブシーンに挑戦するとあって放送前から注目されていたが、視聴率ではどのような記録が出ているのだろうか?
10月28日から始まった『天国の恋』は、かつて同枠で放送された『真珠夫人』『牡丹と薔薇』などを手がけた脚本家・中島丈博氏の作品。初回から高田が主人公に股間を掴まれるシーンや、「俺とラブしてくれませんか?」と求愛するなど、過激場面の連発だった。
同じく中島氏の脚本で、横山めぐみ、葛山信吾らが出演した『真珠夫人』(2002)は、昼ドラにも関わらず平均視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最高は9.8%の高視聴率を獲得。大河内奈々子&小沢真珠が好演を見せた『牡丹と薔薇』(04)は平均視聴率9.0%、最高で13.8%を記録する大ヒットとなった。
そしてジャニーズを起用した今回の『天国の恋』の視聴率は、初回から3.7%と、2作前の『明日の光をつかめ -2013 夏-』(3.8%)や、前期の『潔子爛漫~きよこらんまん~』(4.3%)より低いスタート。翌日は4.4%に上昇するも、5日目には2.8%にまで低下してしまった。
「週明けの4日には5.6%を記録しましたが、基本的には2週目までの時点で3~4%台の間を行き来しています。同枠では昨年11~12月まで放送された『幸せの時間』が“衝撃の過激さ”だとして、BPO(放送倫理・番組向上機構)の審議対象になりましたが、視聴率は一桁後半を記録した回もありました。その後のほかの作品の視聴率と比較しても、『天国の恋』は話題の割に数字が伸びてないのが残念ですね。もっとも、メインターゲットであるジャニーズファンの多くはリアルタイムでは見れず、録画で視聴しているため、思ったより数字が獲れていないのかもしれません。内はまだ登場回数が少ないですが、今作はジャニーズファンだけでなく、もっと多くの視聴者を味方につけられそうな“濃い”ドラマ。今後の展開によっては、数字が上がる可能性もありそうです」(芸能ライター)
中島氏は、三倉茉奈のベッドシーンが騒がれた『赤い糸の女』(12年9~11月)の脚本も書いているが、最終的にこの作品の平均視聴率4.3%を超えられるか? 夜のドラマ枠ではジャニーズタレント主演作が軒並み低視聴率を記録しているが、昼ドラの数字が伸びれば、ジャニタレが昼ドラに本格進出するかもしれない。『天国の恋』が今後のジャニーズ&昼ドラ界にどのような影響を及ぼすのか、数字の変動とともに注目していきたい。