田中聖、ジャニーズ事務所から「口止め料2,000万円程度は受け取ったようだ」
9月末でジャニーズ事務所を解雇となった元KAT-TUN・田中聖。「フライデー」(講談社)、「女性自身」(光文社)といった週刊誌に近影が掲載され、Twitterも開始するなど相変わらずマスコミを賑わせている。解雇の原因となった副業のバーは現在も営業しており、田中もほぼ毎日店に立っているという。現在でこそ大々的に営業ができているものの、やはりオープン当時は多くの問題を孕んでいたという。
「店に関する事務所との話し合いは、今年の1月から行われていたようです。田中の店には、AKB48メンバーはもちろん、あらゆる芸能人がたまり場として訪れていたので、それこそテナント料の約150万円を余裕で払えるほど稼いでいましたね。ただ、店に出入りするのを快く思わない各事務所からジャニーズにクレームが何本も入っていたとか。さらに、田中がJr.の淀川由浩をバイトで店に立たせていたことも、事務所の怒りに触れたようです。その後、淀川は3月に事務所を辞めていますが、つい先日、田中に『Twitter始めたの?いろいろ大変なこともあるだろうけど、お互い前向きに頑張りましょう』とTwitterからメッセージを送ってましたね」(芸能関係者)
確かに、Jr.までもが店に関わっているとなれば、事務所の怒りも当然だろう。しかしこれは、淀川に給料が少ないことを相談されていた田中が便宜を図った上での行為だったという。
「田中自身も、1月からの給料は月20万円だったそうです。しかし、店をオープンするにあたり2,000万円も掛かってしまったとかで、よく『金がない』と漏らしていました。芸能活動で稼ぎを増やそうにも、そもそも仕事がない。結局、ジャニーズをとるか、店をとるか、その選択の結果として、こういう道を選んだのでしょう」(同)
芸能界を離れる人間に、事務所が口止め料として金を渡すことがある。ジャニーズにおいても同様で、特に田中は「事務所の汚いところを一番見知っている上、ジャニタレの頼れる相談役だった」(ジャニーズに詳しい記者)ことから、事務所としてもそれなりの金額を支払ったようだとウワサされている。
「口止め料というか、退職金という形でおそらく2,000万円程度は受け取ったようです。その金で店の開店資金を補ったようで、以降はぱたっと店の金のことを愚痴らなくなりましたね。ただ、この口止め料が曲者で、『1年間はマスコミに話すな』というような明確な期限と内容が決まっておらず、『しばらくおとなしくしてろ』という非常にあいまいな要求だったそうです」(芸能プロ関係者)
つまり、田中のジャッジひとつで、口止めの解禁は解かれるということだろう。「Twitterも事務所から止められていたのに始めちゃいましたからね」(前出・芸能関係者)というだけに、田中の中ではすでに解禁の時は決まっているのかもしれない。