『はなまるマーケット』終了に、出演者事務所が「みのもんたのせいだ!」
1996年から月~金放送を続ける情報バラエティ番組『はなまるマーケット』(TBS系)が、来年3月いっぱいで終了することが判明した。6日付のスポーツ紙で報じられると、同日の番組オープニングで薬丸裕英と岡江久美子が終了の報告を行った。同番組の視聴率は年々低下しており、終了もやむなしと報道されているが、突然の終了には前番組となる『みのもんたの朝ズバッ!』が関係しているのではと、業界内でささやかれている。
9月に芸能界が震撼した、みのもんたの次男逮捕騒動。報道直後は夏休みのためみのは同番組に出演していなかったが、次男が容疑を認めたことによりそのまま降板することとなった。現在『あさズバ』はみのもんたの冠を外し、井上貴博アナウンサーが司会を務めているが、来年3月には一旦番組を終了すると伝えられている。
「こうしたみのの騒動もあって、かねてから打ち切り説が浮上していた『はなまる』も巻き添えを食って終了するのではといわれているんです。『あさズバ』の視聴率は、みの不在でも変わらないといわれていましたが、やはり徐々に数字は低下しており、そのアオリを『はなまる』も受けてしまっている。現在、『はなまる』に出演中のタレントの事務所関係者も、『みのさんのせいでウチも大打撃だよ』と溜息をついていましたから」(芸能プロスタッフ)
しかし、『はなまる』の終了に関しては、みのの騒動以前からも持ち上がっていたという。
「今年1月頃から、局内外から終了説が噴出していました。近年では2~3%台にまで低迷していましたからね。また岡江の家庭事情により、金曜日のみ収録(既報)という奇妙な体制を続けていることにも、局側は限界を感じていたのかもしれません」(広告代理店関係者)
みのが、『はなまる』終了の原因というのは完全なとばっちりだが、関連付けられてしまうのも無理はない。
「10年以上も続いた朝の2番組が同時終了という、非常に珍しい事態ですからね。なお、『はなまる』後の枠で放送中の『ひるおび!』に関しては、継続することが決定しています」(同)
みのの降板によって一区切りついたかと見られていた“TBS朝の変”だが、ここにきて『はなまる』がみのの巻き添えを食ったと認識されてしまうハメに。両番組の終了後は、同じく生放送の情報を扱う枠となることは内定しているそうだが、TBSには新番組での巻き返しに期待したいところだ。