コラム
ゆかしな所長のふろくわんだぁ~らんど☆

1980年代「りぼん」伝説の『銀曜日のおとぎばなし』の可愛さに悶えよ!

2013/11/30 16:00

☆「りぼん」(集英社)1984年1月号 「りぼんダイアリー」

1月号恒例の「りぼんダイアリー」。われわれ「りぼんっ子」が毎年楽しみにしている豪華付録だった。昭和59年(1984)は、待望だったポー様デザイン!! ピンク色のニットの実写&ポーちゃんや森の動物たちの組み合わせが新鮮☆ 萩岩先生のセンスが光ります!! 中身も機能的で、さ・す・がの出来!

☆「りぼん」(集英社)1984年2月号 「ポー・ファンシーケース」

紙製で、金属のボタンが付いたこのタイプのケースって、大昔からふろくの定番だったよね。細かいふろくの保管に、よく利用してたな~。本物の切手や地図をコラージュしているのが萩岩先生らしくて、とにかくオシャレ! 『銀曜日~』を読んだら、みんな間違いなくイギリスに行きたくなるよ~!!

☆「りぼん」(集英社)1984年3月号 「ポー・ボックスつきブックエンド」

組み立て系ふろくなんだけど、組み立ててなくてすいません……。ブックエンドの両側にポケットが付いているという、便利系ふろく。ペンキ塗りに扮したポーちゃまやリルフィーが楽しいネ☆ ペンキの刷毛の跡を生かしたカラフルなデザインもカワイイ~。見えないはずの裏面にもちゃんとイラストが入っていたりして、カワイさが徹底してる!

☆「りぼん」(集英社)1984年3号 「オールカラーミニ絵本 銀曜日のおとぎばなしある日のリルちゃんの巻」

恋ちゃま(池野恋先生)の『ときめきトゥナイト』鈴世のファーストデートの巻と両面でリバーシブルになっている、オールカラーのミニミニ絵本。ポー様の親友・リルフィーを主人公にしたスピンオフ作品☆ リルちゃんの、最悪なんだけど最高な、とある1日の物語。

☆「りぼん」(集英社)1984年11月号 「ポー・ペンハウス」

ふろくでペンケースが付くのって、珍しかった気がする。こちらは全面にフルカラーのイラストが施された、キュートな紙製ペンケース☆ その名のとおり、お家型になっていて、ポーちゃまや動物たちの日常が垣間見れる、というユニークなデザイン。屋根の部分が蓋になっている。なんといっても、リルちゃんが三角頭巾をつけて甲斐甲斐しくお洗濯ものを干している姿が笑える(裏面)!

 『銀曜日のおとぎばなし』は主人公のポーちゃんと親友のリルフィーがとにかく愛らしくて、当時の「りぼんっ子」に大人気だったのでした。今回紹介した以外にも、ポー人気を裏付けるようにたくさんの『銀曜日~』ふろくがリリースされていたけど、どれもカワイイ&色使いがキレイで、ふろくのレベルを軽く超えてたんだよね~☆

 昔『銀曜日~』を読んでたアータも、当時読んでないアータも、ぜひぜひ今こそ読んでもらいたい永遠の名作!! 心のお洗濯にぴったりだぞ☆

ゆかしなもん
主に70~80年代の昭和ガーリーカルチャーを懐古&発信する「昭和的ガーリー文化研究所」所長。小学30年生でもある。2010年より、同名の武露愚(ブログ)をスタート。2012年5月、初のイベント『ゆかしなEXPO』を東京・東中野にて開催し、伝説の(?)ガーリー博覧会となる。

最終更新:2019/05/17 21:01
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