『笑っていいとも!』後継者疑惑、SMAP・中居正広の番組視聴率はどれほど?
『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が、来年3月で終了することが明らかとなり、後番組についての情報が飛び交っている。一部では次期番組の司会者について「SMAP・中居正広が最有力候補」と報じられ話題になっているが、中居が個人で司会を務めるテレビ番組の視聴率は、どのような記録を出しているだろうか?
「今年の7月からタモリが一部コーナーに出演しなくなったことを受け、8月に一部週刊誌が新番組は中居が司会の『ハッピー・ピープル』(仮題)だと報道。そのため現在ネット上では『中居じゃ、もっと視聴率落ちる』『1クールで終わりそう』などと、不確定情報にもかかわらず批判が集中している状況です。中居は約20年にわたって『いいとも』レギュラーを務め、突然の打ち切り発表となった10月22日の放送にも同席。MC技術にも定評があるだけに、『ポストタモリは中居』との見方が強まっているのでしょう」(芸能ライター)
その中居は同番組と『笑っていいとも!増刊号』(同)を除き、個人で『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)、『ナカイの窓』(同)、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)と、現在4本のレギュラー番組に出演中。
この4番組の視聴率を見てみると、最も安定して高視聴率を獲得しているのは『金スマ』で、7月からは通常放送で11~16%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。一方、笑福亭鶴瓶とコンビでMCを担当している『仰天ニュース』は、裏番組の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)やテレビ朝日系ドラマに負けて民放3位が常連で、10月からは『相棒』(テレビ朝日系)が放送中のため、今後も厳しい戦いが続くだろう。同じく『ナカイの窓』も3~8%という微妙な視聴率が続き、低迷の様相だ。
「中でも不調なのは『ミになる図書館』で、7月からは6~9%と二桁に届いていません。昨秋から今年の頭までは11%台もありましたが、10月15日のゴールデンSPでは好調なテレ朝にしては珍しく6.7%という民放最下位を記録しており、企画自体に視聴者がついていけてない状態だと思います。中居は今年に入ってから『中井正広のブラックバラエティ』(日本テレビ系)、『火曜曲!』(TBS系)と2本のレギュラーが消滅していますが、『ミになる図書館』のテコ入れがうまくいかなければ、今年3本目の番組終了もあり得るのでは」(同)
このように中居の番組は『金スマ』のみが大健闘しているという厳しい現状だが、「中居が月~金までの昼の帯番組を担当することは、SMAPのスケジュール的に難しい」(テレビ局関係者)との声もあり、『いいとも』後番組への登板は現実的ではなさそうだ。バナナマン・設楽統やダウンタウン・浜田雅功、そしてフジテレビの局アナ説も浮上するなど情報が錯綜しているが、後番組に中居が関わるのか、今後の情報に注目したい。