初回19.2%のキムタク主演『安堂ロイド』、視聴率右肩下がりもやむなし!?
13日に放映された SMAP・木村拓哉主演のドラマ『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』(TBS 系)の初回視聴率が19.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)であることがわかった。前枠で、最高視聴率 42.2% を記録した『半沢直樹』の初回19.4 %と比べると、若干下回った結果となった。
「初回は、最低限の面目は果たした格好です。『半沢』が19.4% からスタートして、最終的に40%以上まで視聴率を伸ばしたからといって、『安堂』も同じ道が期待できるかというと、そんなことはない。『半沢』はあくまでも異例で、ドラマの視聴率は初回をピークにそこから下がっていくのが普通です。もちろん、今後の展開次第で視聴率が伸びていく可能性もなきにしもあらずですが、初回の内容を見る限りではねえ……(苦笑)」(芸能ライター)
その肝心の内容なのだが、ネット上では「アンドロイドが銀行員に負けたか」「あれでも 19%取れるのかよ」「『ガリレオ』(フジテレビ系)意識しすぎ」「キムタクが天才物理学者に見えない」「鳥肌モンの寒さだったわ」と、不評の声が勝っている。だが、一方でSF とアクションとラブストーリーの“ごった煮”という、斬新な内容を評価する声もある。
「う~ん、何だか深夜ドラマみたいなノリでしたけどねえ。『安堂』の場合、あの『半沢』の後枠ということで注目されていたし、キムタクがアンドロイド役という奇想天外な設定も話題を集めていたので、初回は『どんなものなのか?』という視聴者がいたからこそ、 19.2%の視聴率を記録したんだと思いますよ。ただ、『半沢』の堺雅人主演の『リーガルハイ』(フジテレビ系)の初回視聴率 21.2 %に負けたのは痛かった。いずれにせよ、初回をピークにこれから視聴率が右肩下がりに推移するのは確定路線でしょうね」(週刊誌記者)
ドラマに限らず、新番組の真価が問われるのは 2 回目以降。同ドラマの公式Twitterアカウントも「これからは中身の勝負になってくると思いますが、キャストスタッフ一同、より高い娯楽性と心に残る物語をめざして精進します」とツイートし、臨戦態勢といったところ。今期一番の話題作は、果たしてどんな結果に終わるのだろうか?