嵐・大野智、携帯ゲームを通じて、「二宮和也の人となり」に感動の理由
「ゲームをやる時間を削って寝ている」と発言するなど、ジャニーズタレントきってのゲーマーとして知られる、嵐・二宮和也。家にはゲーム用のテレビがあるなど、少ないオフの時間はゲーム三昧の日々を送っているようだ。そんな二宮に、ゲーム初心者である大野智が挑戦状を叩きつけたことが、大野のラジオ番組『ARASHI DISCOVERY』(FMヨコハマ)で明かされ、ファンの間で話題になっている。
番組冒頭「うつつを抜かす」の語源を「あることに心を奪われてしまう 我を忘れてしまう」と紹介した大野。「(生活の中で)我を忘れることはあるか」と話しだしたのだが、すぐに二宮の顔が思い浮かんだようで……
「僕ね~最近なのかわからないけど、二宮和也の気持ちがわかってきたの。彼ずっとゲームやるじゃないですか。もとはといえば、彼が携帯のゲームで『リーダーこれやんなよ』みたいな。で、やり始めたのがあって、僕、今までゲームなんかやらなかったんだけど。(中略)休憩の合間にゲームやってたりする。でも夢中になりすぎて30分くらいやっちゃう時があって、『あ、いかんいかん』とは思う……恐ろしいね。うつつを抜かすよね!」
と、自身が意外にもゲーマーの素質があったことに驚いた様子。さらに大野は、負けず嫌いな一面を発揮してしまったようで、二宮をライバル視するようになったという。
「最初に勧められたゲームはもう悔しくて、おいら全然ニノ(二宮)に追いつかないから、もう悔しいなと思って、ず~っとやってたの。で、ある日、いきなり勝ったんだよ! そしたら、たまらなくうれしくて『勝ったよ、俺』って(二宮に)言って。そっから、ニノそのゲームやらなくなったから。ふふふ。『勝てない』って言って」
元祖ゲーマーである二宮に勝って得意げな大野だが、二宮にとってはかなり悔しい出来事だったことだろう。しかし、大野自身は、ライバルへの尊敬の念も抱いているようだ。
「結構ニノ、上目線じゃないんだよね。あの人、意外と。『え~、なんでリーダーそんな(スコアが)出るの?』とか言って、『どうやってんの?』とか言って。だからそこが、『こいつ、いいやつだな~』と思うよね。ふははは。『この人、素敵な人だな~』と思うよね! 今やってるゲームではボロ負けですけど」
ゲームを通して、あらためて二宮の人となりに感動したという。まさに「ライバルは最高の友」を地でいく2人に、ファンも心が和んだのではないだろうか。
携帯ゲームを通して仲を育んでいるメンバーは、実は二宮と大野だけではない。以前、Hey!Say!JUMP!・山田涼介がコンサートのMCで、大野と撮影の空き時間に携帯ゲームのスコアを競っていたが、ある日順位表を見ると、2人より上位に“MJ”の名前があったことを暴露。この“MJ”の正体は、なんと松本潤。その後大野は、負けじとスコアを伸ばし、ある日「俺、松潤に勝ったよ!」と喜々として山田に報告してくれたという。
今をときめく嵐のメンバーも、流行の携帯ゲームにハマっているなんてと、親近感を覚えたファンも多いだろう。これが“近所のお兄さん”といわれるスーパーアイドルの人気のゆえんなのかもしれない。