感動が一気に微妙な空気に

1D・ゼインが家族のために購入した一軒家の地区は、野外セックスの聖地だった!

2013/10/02 16:00
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「全員が強風にあおられたような髪型」でおなじみの1D(ゼインは左端)

 イギリスの国民的オーディション番組『Xファクター』で、天才プロデューサーのサイモン・コーウェルが見いだした5人で結成されたワン・ダイレクション(以下、1D)。お揃いの衣装は着ない、激しいダンスも踊らない、恋人も堂々と作るなど、従来のボーイズグループの枠にはまらない自由気ままな雰囲気が世界中の女子にウケ、爆発的に人気が出た。デビュー・アルバムの『Up All Night』(2011)は、英グループアーティストのデビュー・アルバムとして、史上初となる全米ビルボードチャート初登場第1位を獲得。アメリカで人気の歌姫テイラー・スウィフトが、1Dで一番人気のハリー・スタイルズと交際したことで、アメリカのタブロイドからも注目されるようになり、仕事でもプライベートでも大騒ぎされるようになった。

 類まれなる歌唱力やルックスはもちろんのこと、1Dの最大の魅力はメンバー全員の仲の良さ、絆の強さだと言われている。「みんな親友」と公言する彼らは、とにかくボディタッチが激しく、ステージの上でふざけてキスをしたり、近距離で見つめ合ったり、ひそひそ話をすることが多く、ボーイズラブ好きな女子や美しいものが好きなゲイはもちろんのこと、ストレートの男女さえも萌えさせてしまう不思議な魅力があるようだ。日本で11月1日に公開される3Dドキュメンタリー映画『ワン・ダイレクション THIS IS US』でも、キャンプを楽しんだり、草原の上で重なり合ってふざけるなど仲良しシーンが随所にちりばめられ、ファンの期待を裏切らない仕上がりになっている。

 この『ワン・ダイレクション THIS IS US』では、メンバーそれぞれのこれまでの歩みや、家族との関係も描かれている。予告編では、メンバーのゼイン・マリクに家をプレゼントされた母親が、「あなたは小さい頃から、『ボクが大人になったらママに家を買ってあげるからね』と言ってくれてたけど……本当にありがとう。あなたのこと、本当に誇りに思うわ」と電話口で泣く姿が紹介され、美談として多くのメディアが取り上げた。

 父親がパキスタン系のゼインはイスラム教徒であることを公表しており、それゆえバッシングされたこともあった。コリン・ファレルに似た甘いマスクの美青年だが、子どもの頃は苦労したと明かしている。今や大スターとなった彼だが、両親や姉、2人の妹のことは大事にしており、幼い頃から母親が夢見ていた新築の一軒家をポンとプレゼントしたのだ。しかし、この一軒家について驚きの事実をタブロイド紙がすっぱ抜いた。なんと、すぐそばにドッギング愛好家たちのメッカがあると伝えたのだ。

 ドッギングとは性的スラングであり、公共の場で複数の人たちがセックスを楽しむ、イギリス独特の野外セックスのことを指す。秘めやかに行うものではなく、どちらかというと見られることを前提に短時間でセックスをし、その場を立ち去るスリルを楽しむのだ。ドッギングのパートナーや人気スポットを検索する専門サイトもあり、数年前から社会問題となっている。


 スキャンダルネタを得意とする英大手タブロイド紙「The Daily Star」はドッギングに関する潜入取材中、ゼインが家族のために30万ポンド(約4,750万円)で購入した一軒家のすぐ近くが、ドッギング・スポットだと知ったとのこと。

 「The Daily Star」の記者は既婚者だと偽り、ドッギングの出会い系サイトにアクセス。巨乳のキャリアウーマン、アンジェラという女性とコンタクトが取れたのだが、この女性が「初顔合わせ」に指定したのが、ゼインが購入した家のすぐ近く。アンジェラは、「ここ数週間、この場所ですごく楽しんでいるのよ」と明かし、「明日、私が帰宅する途中に20分だけ会いましょう。合いそうかどうか判断するために」「もしイケそうなら、きちんとした約束をしましょう。どういう意味か、おわかりよね」と意味深な言葉を残した。

ONE DIRECTION(ワン・ダイレクション)5人の物語~夢みたステージ~