サイゾーウーマン神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」キスマイ宮田のラブホ流出主に直撃 男性アイドル "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第191回】 Kis-My-Ft2・宮田のラブホ写真流出、目的なき「ヒマだからアップ」の波紋 2013/10/01 21:00 女性週刊誌ぶった斬り! 「週刊女性」10月15日号(主婦と生活社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 第191回(9/26~10/1発売号より) とうとう『あまちゃん』(NHK)が終わってしまった。同時に「女性自身」の中森明夫によるあまちゃん連載も今週が最終回。哀しい。よって、現在の女性週刊誌連載私的お気に入りNO.1は「セブン」の倉田真由美「もんぺ町ヨメトメうぉ~ず」である。元ヤンの主婦と姑のバトル、人間関係を描くラブコメディマンガ(?)だが、これが下らなくも楽しい。ケバケバしい女性週刊誌を読んでいてなんだかホッとする一本。お勧めである。 1位「キスマイ宮田 密着ラブホ写真流出させた一夜妻が明かす『強引生エッチ2回戦』一部始終」(「週刊女性」10月15日号) 2位「ビッグダディ元妻・佳美さん 三つ子と関東移住…『ラーメン店でバイト』シングル母の過酷!」(「女性自身」10月15日号) 3位「元『極楽とんぼ』山本圭一 毎朝5時起床で密教修行…事件から7年“煩悩”解脱へ“坊主”になっていた!」(「女性自身」10月15日号) Kis-My-Ft2の宮田俊哉(25)のベッド写真や音声動画がTwitter上でアップされたのは、8月27日未明だった。これが「東スポ」に取り上げられ、炎上、大騒動になったことは記憶に新しい。そして写真流失から1カ月、宮田とエッチしてその写真を流出させた張本人Aさん本人が「週女」の直撃インタビューに答えたのだが、その内容は驚愕すべきものだった――。 Aさんは秋葉原のガールズバーで働く19歳。昨年夏、Aさんが働くガールズバーに宮田が来店し、出会って3度目で新宿のラブホ(おそらくホテルリゾートバリアン)で関係を持った。ホテルではルームサービスを頼み、「俺、タレントなんだよね」と初めて明かし、ジャニーズのイジメについて語り、その後イスに座ったまま1回目のエッチをしたという。さらにお泊まり&延長して2回戦。翌日の午後2時にホテルを後にしたという。ここまではネットや東スポなどでも明らかにされていることだ。さらにAさんは宮田ではなく、同じくキスマイの玉森裕太のファンで、玉森に会いたくて宮田に近づいたことも――。 だが驚くべきは、Twitter流出の動機である。Aさんを直撃した「週女」はこんな問いをした。「なんで昨年のことを、今さら暴露したのか」と。その答えはこうだ。 「ヒマだしアップしてみるか、くらいの軽い気持ち」 ビックリだし、脱力である。過去有名人と関係を持った多くの女性たちがメディアなどを通し、その関係を暴露し、男たちを告発してきた。古くは1989年現役総理大臣・宇野宗佑が芸妓に愛人関係を暴露されたことだ。その暴露理由は主に金。3本指を握られ300万円だと思ったら、月々たったの30万円のお手当てだった。こんなセコイ人間が日本の首相になるなどトンでもない! ということで告発したものだ。このスキャンダルは政局をも動かし、宇野政権は69日という短命政権となった。同じく、政治家の山崎拓も元愛人に変態プレイなどを告発されたが、この動機も「別れ方が悪かった」こと。さらに公費でも海外出張に愛人を同伴させたり、統一教会と関係のある女性との密会など多くの問題を孕んだものだった。「噂の真相」(噂の真相)が報じた、東京高検検事長だった則定衛の女性スキャンダルも中絶や不適切な金銭、交遊関係があった。 芸能界においても、婚約不履行を訴えられた寺田農の場合、長年夫婦同然の生活をしていた尾台あけみが、寺田と別の女性との結婚をマスコミ報道で知り、寺田の不誠実さを告発したものだ。さらに元カノ2人からDVを告発された伊勢谷友介の場合、暴力やストーカー行為がその背景にある。最近でもTBSアナウンサーの安住紳一郎が元カノから関係を暴露されたが、その動機は「こんなにひどい男だと世間に知ってもらいたい」というものだ。公的義憤、裏切られたなど私的恨み、金銭、暴力、性癖、人間性など告発動機にはそれぞれ賛否もあるだろう。しかし、曲がりなりにも彼女たちには“理由”が存在した。そしてメディア媒体を通じて告発した。 しかし――。今回宮田のラブホ写真をネット流出、暴露したAさんの理由は「ヒマだから」だって。ある意味かなりの衝撃である。一晩エッチした。しかし、その後も付き合おうという気はお互いになかった一晩限りの関係。女は「男には本命の彼女もいるんだろうな」と察し、それを納得している。しかも、芸能マスコミに連絡するなんて面倒臭い手間もなく、一瞬で自分でネットにアップできる時代だ。理由は「ヒマだから」。しかもAさんは「こんなに大事になるとは思わなかった」とさえ語っている。そこには有名人を告発するという覚悟も男に対する恨みも何もない。カラッポ。巷問題になっているバカ画像と同じレベルである。 12次のページ Amazon 『生きているのはひまつぶし 深沢七郎未発表作品集』 関連記事 Kis-My-Ft2・宮田俊哉、ラブホテル写真が流出! お相手はジャニオタ一般人「100万円なら払うよ」寺田農の"10年事実婚"女性の憎悪と手切れ金尾台あけみさん独占インタビュー「寺田氏との裁判は自分へのケジメ」華やかすぎる女性遍歴の伊勢谷友介、プライベートな一面とはビッグダディ3姉妹の“誰得”グラビア、掲載に至った「親バカ」なトホホ裏事情