KAT-TUN、「解散しません」発言もCDリリース&コンサートは絶望的?
ソロ活動が勢いを増す一方、グループでの活動状況が芳しくないKAT-TUN。今夏に行われるはずだった全国ツアーの予定が流れてしまい、出演しているCMのテーマソングも配信限定でのリリースになってしまった。21日スタートの中丸雄一主演ドラマ『変身インタビュアーの憂鬱』(TBS系)の主題歌がKAT-TUNの新曲「楔 ―kusabi―」に決定したものの、現時点でCD化は未定とされており、ファンの不安は尽きない。
「今年5月にはシングル『FACE to Face』を発売しましたが、メンバーの田中聖が会員制クラブをオープンするなど、ジャニタレらしからぬヤンチャぶりが伝えられており、『田中の奔放な私生活が原因で、グループの活動に支障を来しているのでは』ともいわれています。田中は、準レギュラー出演していた『爆笑 大日本アカン警察』(フジテレビ系)も終了してしまい、主な仕事は中丸と田口淳之介の3人でやっているラジオ番組『KAT-TUNのがつーん』(文化放送)ですが、ここでも田中の出演回数は激減しています」(ジャニーズに詳しい記者)
スズキ「ソリオ」のテーマソング「BOUNCE GIRL」もCD化はされず、music.jpにて8月末から約1カ月間の期間限定配信が行われたのみ。さらには、12日から放送の亀梨和也主演ドラマ『東京バンドワゴン~下町大家族物語』(日本テレビ系)の主題歌が、亀梨の父親役を演じる玉置浩二とのユニットによる楽曲であることが発表され、KAT-TUNとしての新曲リリースを期待していた多くのファンが落胆。その後、中丸のドラマで新曲が使用されると判明したが、発売日などのリリース情報がまだ出ていないため、ファンは安心できない状態だという。
『東京バンドワゴン』の会見では、玉置が「KAT-TUNと安全地帯は解散して『堀田家BAND』を結成しました」と衝撃発言し、慌てた亀梨が「いや、解散はしません!」と否定する場面も。一部のメディアでKAT-TUN解散報道が流れただけに、このやりとりは笑えないだろう。とはいえ、このままCDリリースがなければグループで歌番組に出演する機会もなく、メンバーの姿を見られるのはコンサートだけとなってしまうが、それも非常に厳しい状況だという。
「実は、今夏のツアーがダメになったのは金銭的な事情なんです。KAT-TUNは前回のツアー『CHAIN』で大赤字を出してしまったそうで、それを知ったジャニーズ事務所副社長・メリー喜多川氏が『なんでこんな赤字出しているのに、またやるのよ!』と大激怒。『せめてトントンに持っていけるような算段がついてから』という指示があったため、急きょ中止になったそうです。赤字は、チケット売り上げがあまりよくなかったことや、セットが豪華だったり演出の特効にお金をかけすぎていたことが原因だったようです」(広告代理店関係者)
今秋は亀梨・中丸だけでなく、田口も連ドラ『リーガルハイ』(フジテレビ系)に出演。上田竜也は12月に出演映画『永遠の0』の公開と、来年1月から蜷川幸雄演出の舞台『冬眠する熊に添い寝してごらん』が控えている。ソロ活動に力を注ぐ期間が長引きそうだが、ファンが満足するような5人での活動機会は、一体いつになるのだろうか?