日焼け顔でポジティブ発言を繰り出すM・ダグラスに対し、キャサリンの精神状態を危惧する声
一方のマイケルだが、結婚指輪をはめて映画祭に出席。「キャサリンとの関係を修復する可能性があるのか?」という質問には「もちろんさ!」と日焼けした笑顔で答えるなど、ポジティブ・モード全開。別居を深刻に捉えているキャサリンとは激しい温度差を感じさせた。
実はこの2人、最初から“我が道を突き進む”マイケルのペースにキャサリンを巻き込むような形で関係を築いてきた。1998年に映画祭で初めて出会った時、マイケルは「キミが産む子どもたちの父親になりたい」という口説き文句で25歳年下のキャサリンを落とし、「究極の口説き文句だ」と大きな話題となった。が、後日、「そんなこと言ってないと思うけど。でも、そんなセリフを言うくらい、酒に酔ってたかもしれないな。彼女は年上の男が好きだという記事を読んだことがあったから、自信を持って口説いたのは確かだけど」と、ぶっちゃけ発言。心の底から口説かれたわけじゃなかったのかと、キャサリンに同情が集まったものだった。
マイケルは32歳だった77年に、当時まだ19歳のディアンドラ・ルーカーと結婚し、現在禁錮10年の刑に服している息子キャメロンをもうけたが、95年に別居。正式に離婚するまで5年かかっている。ちなみに、ディアンドラと別居中に、キャサリンを口説いて交際を開始し、4,500万ドル(約45億円)の慰謝料を払って離婚を成立させ、2000年に再婚。式を挙げる3カ月前にキャサリンはマイケルの子を出産しており、結婚に対して古風な考えを持つキャサリンにとって、交際、結婚がメチャクチャな順番になってしまったことは、大きなストレスになっていたのかもしれない。
その昔、「個人的に、離婚はおぞましく見苦しいものだと思っているの。私が離婚することは絶対にないわ」と断言していたキャサリン。ネット上では「気が強い彼女のことだから、きっと今回の夫婦の危機も乗り越えるだろう」と応援する声のほか、「マイケルに振り回され続け、ボロボロになっているのに、今度という今度は精神崩壊してしまうのではないか」と心配する声も多く上がっている。
修復するにせよ、離婚するにせよ、キャサリンの心が完全に壊れてしまう前に一番良い方法で解決できることを、祈らずにはいられない。