嵐の過去作品が再上映でファン大歓喜! しかし、J Stormは上映を非承認!?
嵐メンバーが出演した過去の映画作品が続々と復活上映されることになり、嵐ファンを中心に話題となっている。これはリクエストの多い作品を映画館で上映することを実現するwebサイト「ドリパス」が企画したもので、松本潤が出演した2008年公開の映画『花より男子ファイナル』や、二宮和也主演で03年に公開された映画『青の炎』などの上映がすでに決定している。そのほかにも、並みいるヒット映画を抑えて、ジャニーズタレント絡みの作品がリクエストランキングの上位に食い込むなど、ファンの熱意が集結しているのだ。
「ドリパス」では、サイト内にある作品についてユーザーからの上映リクエストを募っており、ランキングで上位になれば権利元との交渉に入るというシステム。チケットが一定数売れると映画館での上映が決定し、お台場シネマメディアージュや新宿バルト9などの劇場で復活上映が実施される。
9月28日にお台場の劇場で公開の『花より男子ファイナル』は、限定600枚のチケットがすでに完売したが、午後の回を増やしたため追加販売されることに。さらに、10月13日に上映予定の『青の炎』は、ドリパス公式Twitterが「過去最高に売れ過ぎてます」とツイート。チケットを買えなかったファンから嘆きの声が上がり、319枚の追加販売が用意されたが、わずか20分足らずで完売。嵐の人気を証明する展開となっている。
また、上映リクエストの作品リストには『新宿少年探偵団』(1998)『ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARD だから HAPPY』(04)『鉄コン筋クリート』(06)といった、嵐メンバー出演の映画がズラリ。2時間程度のスペシャルドラマの上映も可能なようで、『ごくせん スペシャル さよなら3年D組…ヤンクミ涙の卒業式』(日本テレビ系/03)や『最後の約束』(フジテレビ系/06)、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で放送されてきたスペシャルドラマ作品も上昇中だ。
「嵐5人がそろって主演している映画は何本かありますが、いずれも制作はジャニーズ事務所の子会社・J Stormです。いくらリクエストがあるからといっても、上映の交渉がスムーズにいくとは思えないですね。すでに、J Storm制作の『黄色い涙』(07)上映についてドリパスが交渉にいったものの、『このタイミングでのドリパス上映は承認頂く事が出来ませんでした…』と、失敗に終わったことを報告しています。上映可能なものは、ドラマ作品やテレビ局制作の映画、あるいはJ Stormと他社の共同制作映画に限られてくるんではないでしょうか」(ジャニーズに詳しい記者)
現在、Twitter上では「ドリパスに登録して嵐の映画を上映してもらいましょう」と、ファンが情報を拡散する動きもあるが、事務所にとって一番の稼ぎ頭であるだけに、そう簡単に上映交渉が進むわけではなさそうだ。現在も J Storm制作作品の交渉に入っているというが、ファンの願いがかない上映される日は来るのだろうか。