カルチャー
「女性が大好きゆえに、ワクチンを打ちました」ラブフェミ男子と学ぶ子宮頸がん
2013/09/29 20:00
「まだ若いし、毎日元気そのもの!」と思っている(思い込んでいる?)読者のみなさんにとってはきっと、「病気なんて無縁なもの」。でもその考えって、大間違い! 1度でもセックスの経験があれば、とても身近な存在になってしまう、女性特有のがんが存在するのです。
それが「子宮頸がん」。HPV(ヒトパピローマウィルス)という、どこにでもいるありふれたウィルスが原因になるがんで、経験人数に関係なく発症します。そして現在の日本における、20~30代女性が発症するがんの第1位となっています。
ごく初期なら子宮頸部(ポルチオともいいます)の一部にレーザーをあてて消したり、切り取る手術で治療が可能だけど、とはいえ相手は「がん」。他の臓器に広がってしまったら、妊娠はおろか生命までもが脅かされてしまうものだけに、2009年12月より、日本でもウィルスを予防するワクチンが接種できるようになりました。このワクチンは10~45歳までの女性を接種対象にしているのだけれど、実は男性でも受けることができます。
でも男性って注射ギライが多いし、そもそも自分が感染するわけじゃないし、そんなキトクな人、いるワケないよなぁ~と思っていたら。なんと実際にワクチン接種をした男性がいるという情報が編集部に届きました
彼の名は、勝部元気さん。恋愛×女性×社会問題をテーマにしたコラムなどを執筆する、“ラブフェミ男子” です。
最終更新:2013/09/29 20:00