ASKA逮捕直前!? 連日ファンレター、挙動不審ら人気芸能人の刑務所生活に迫る
B氏のいた工場は当時新設された縫製工場で、全国の刑務所で着用される丸首シャツを制作していたという。
「芸能人でしょ? 最初はみんな興味深げに観察してたんだけど、何日かすると奴の行動にイライラしてきてさ。だってどんなバカでも1時間でできる作業に1日かかっちゃうんだもの」
だが人気ミュージシャンゆえか、彼の元には毎日手紙が届いたという。
「毎日7~8通は来てたね。ハートマークの封なんかついてる手紙もあったりさ。聞いたら、身元引受人の妹さんからも毎日手紙が来てるって言ってたな。やっぱり芸能人なんだなって実感したよ、見た目はひどいし、どんなにこっちから話しかけても積極的に会話はしないし。オヤジが言ってたんだけどな、岡村ちゃんの独居はゴミ屋敷みたいでひどかったらしい。やっぱり精神的にひどく参ってたんだと思うよ」
日々、同じ工場で過ごす内に話題に上がったのがシャブにはまった経緯だった
「岡村ちゃんがシャブにはまったのは、ヘアメイクの奴から教わったのがきっかけらしい。最初はそいつの知り合いのイラン人から買ってたんだけど、そいつがパクられてしまった。シャブが欲しくなった岡村ちゃんは、歌舞伎町のヤクザに自分から話しかけて買ったって言ってたな。『何度も歌舞伎町でヤクザに会うのは怖いから、一度に40万円分くらい買ってた』って聞いた時はさすが芸能人だと思ったね(笑)」
その後、刑期の3分の1が経過した06年末に仮釈放となり、社会復帰を果たしたが、08年再び覚せい剤に手を出して逮捕・収監されている(現在は出所して音楽活動中)。
「反省の色のない再犯者でなければ、タレントや著名人に対して刑務所側も配慮するんです。手紙や書籍・新聞の検閲を緩くしたり、個室で生活させる。刑務作業も体を酷使する重労働はさせず、房内で軽作業(封筒作りなど)に従事させる。ほかの服役囚との接触も極力させません。服役した芸能人にとっては“少し不便な別荘”くらいなものでしょう」(地方紙警視庁担当記者)
どうやら塀の中でも芸能人はVIP待遇らしい。
しかし先に挙げた田代、岡村のように懲りもせず同じ罪を繰り返した者は悲惨だ。百戦錬磨の懲役囚たちが待つ地獄のような日々が大きな口を開けて待っているのである。果たしてASKAの運命はいかに――。