サイゾーウーマンカルチャー大人のぺいじ映画『モテキ』が描いた女の罪 カルチャー 映画『モテキ』が描いた、都合のいい女への目線にげんなり 2013/08/31 20:00 【messyより】 みんな自意識過剰。(『映画モテキDVD通常版』東宝) 『モテキ』大根仁監督 2011年 2008年当時、かなりの人気だったらしい久保ミツロウ著の原作漫画も読んだことがなく、作者が女性だということもつい最近初めて知ったうえ、10年に映像化され大変話題になったというテレビドラマ版も見たことがないため、「モテキ」という作品自体に難癖をつける気というか資格はまったくないのだが、11年に公開された映画版『モテキ』(大根仁監督作品)に感じた違和感というかムカつきというかを今さらつぶやきたい、と思ったのは、先日久しぶりに月9ドラマを見てみたら、映画のヒロイン演じる長澤まさみがこれまた自分を想う男の心を(意識してか無意識にか)翻弄するような役を演じていて、なんか不憫になったから。劇中のセリフにも出てくるけど、可愛くて巨乳な女なんて所詮は性格悪いんでしょー、というひがみを、まさみは背負わされ過ぎじゃなかろうか。 それはともかく。 森山未來演じる冴えないサブカル草食系男子の主人公が、ツイッターで知り合った女の子(長澤まさみ)に人生で初めて本気の恋に落ち、出会ったその日にキスまではできたものの、彼女には歳上(でも主人公とは同じ歳)で既婚者の超イケてる彼氏(でも既婚者なので不倫)がいる、超悔しい、そんなときに彼女の友だち(麻生久美子)から告白された勢いで一回やっちゃって、でもやっぱり本命のまさみのことが忘れられなくて、うじうじうじうじしまくった末、本気で彼女を奪いにいく…… 続きを読む 最終更新:2013/08/31 20:30 次の記事 『陽だまりの彼女』鑑賞券プレゼント >