自殺未遂後に消息不明だったマイケルの愛娘、現在の写真が流出
6月5日未明に大量の解熱鎮痛剤を飲んで手首を切り、病院に救急搬送された、故マイケル・ジャクソンの愛娘パリス・ジャクソン。傷の治療を受けた後、精神的な治療が必要だとしてUCLA医療センターに移送された。その後、7月初めには退院したと伝えられたが、どこに行ったのかは公表されず、さまざまな憶測が飛び交っていた。
21日、米ゴシップ芸能サイト「RadarOnline」は、パリスが医療センターを退院した直後の7月半ばから、ユタ州の田舎町にある私立の寄宿学校に「フランキー」という偽名で入学し、現在も在学中だとスクープした。この寄宿学校は、学習障害や注意力欠陥障害を持つ子どもたちや、家庭環境などが原因で通常の学校での学習が困難になってしまった子どもたちをサポートする学校で、精神的なケアと学習環境を提供してくれる。生徒たちのプライバシーは厳重に守られるため、パリスにとってはうってつけの環境だといえよう。
同サイトは、パリスが入学して間もなく行われた同校卒業式の写真を掲載。パリスが卒業生や在学生の輪に入っていたり、先生と見受けられる年配の人たちと談笑する姿を紹介し、「かなり元気になったようだ」と伝えた。写真の中のパリスは、オレンジ色のショートヘアにナチュラルなメイクをしており、落ち着いた印象を与える。横を向いてうつむき加減に立つ姿は母デビーそっくりで、自殺未遂前に比べてふっくらし、身体的には健康を取り戻したようだ。しかし、あまり笑っている写真はなく、アップで掲載された笑顔のショットは無理をしているようにも見える。パリスは、腕の傷痕を隠すかのようにいくつかのブレスレットをはめていたと報道されているが、ブレスレットはとても細いもので、傷痕を隠すというよりはファッションで着けている可能性が高く、写真を見る限り傷痕はあまり目立たないことが確認できる。
消息筋は、「パリスはごくごく普通の15歳として、この寄宿学校で過ごしたいと思っている。だから、ヘアスタイルや髪の毛の色を変え、フランキーという偽名を使っている」「もちろん、学生の中には彼女が誰なのか気付いている人がいる。でも大半は彼女のことを、ロサンゼルスから来たフランキーとして認識しており、彼女があのパリス・ジャクソンだということを知らない。彼女は、この寄宿学校で新しい人生をスタートすることができたのだ」と説明。マイケルの死後、メディアに追い掛け回され、家庭環境が大きく変化し、学校やネットでイジメに遭って傷ついていた彼女の心は、この寄宿学校で落ち着きを取り戻すことができるだろうと報じた。