【教えて！ゴシップマスター】マイリーのトゥワーク人気は一体なんだったの？

――日々、猛スピードで状況が変わっていく海外セレブのゴシップ。セレブの名前も覚えてないうちに次から次へと事件・騒動を起こされても追いつけないよ～と嘆くアナタに、サイゾーウーマンが誇るゴシップマスターが“読んですぐわかるセレブの今NOW”をお伝えします！

【今回のお題】どうしてマイリー・サイラスのトゥワークは話題になったの？

　マイリー・サイラスがFacebookやミュージックビデオで披露した、お尻を振るダンス「トゥワーク」。8月25日に開催された「MTV Video Music Awards 2013」でも舌を出したりトゥワークしたりと過激なパフォーマンスが話題となり、カントリー歌手のジョシュ・グレイシンがTwitter上でマイリーを皮肉るなど、話題を振りまいています。なぜマイリーのトゥワークは、そこまで盛り上がるの？

【ゴシップマスターの答え】

　マイリーが、ユニコーンの着ぐるみを着てトゥワーキングしている動画をFacebookに掲載したのは、今年3月のこと。昨年大ヒットしたJダッシュの「WOP」に合わせて、一心不乱にトゥワークしているだけなのですが、タブロイドや芸能誌だけでなく、大手ニュースメディアの「CNN」までもが「マイリーがトゥワークした」と報道。「天下の『CNN』が『トゥワーク』と言った！」と、ネット上はお祭り騒ぎになったのでした。

　14歳のころからディズニーチャンネルのドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』に主演し、視聴率やサントラ／映画の売り上げで数多くの記録を作ってきたマイリー。デビュー当初は、アメリカが誇る“純粋無垢で明るい元気娘”として愛され、グッズは飛ぶように売れていました。

　17歳になるとマイリーは脱アイドルを掲げ、セクシー路線に転向。しかし世間はその変化についていけず、彼女をセックスシンボルとして見る者は皆無。「みんなの気を一生懸命に引こうと変な方向に進んでる」と眉をひそめられてしまいました。その後も、マイリーはセクシー路線を突き進み、ここ1年でトレードマークだった長い髪をバッサリと切り、体の線を強調する服ばかり着て、ファンでさえも戸惑うように。そんな中、マイリーは突然着ぐるみを着て「トゥワーク」するビデオを「見て見て！」と公開し、大騒動になったのです。

　ネットのコメント欄やタブロイド紙を分析したところ、マイリーのトゥワークビデオが騒がれた理由は、大きく分けて5つあるようです。

1.元アイドルだから　

　そもそもトゥワークは、HipHopミュージック好きで露出度の高い服を着た女性が、フェロモンを放出させるかのごとく、お尻を激しく振るダンス。プロのストリッパーたちもトゥワークで客のテンションを上げるなど、性的に誘うような動きなのです。そんなダンスを、ディズニーの正統派アイドルだった優等生のマイリーが好んでするようになり、全米は唖然。「あのかわいかったマイリーが……」と大きな話題になったのでした。

2.体の薄い白人だから

　ミュージックビデオでトゥワークするダンサーを見ればわかるように、トゥワークが絵になるのは、お尻が大きい女性。そんなグラマラスなお尻は黒人女性に多いため、トゥワーク＝お尻がボンと大きい黒人女性のダンス、と見られることが多いのです。それを、トリガラのようにやせ細ってしまったマイリーが、まるでズンバでもするかのように小さなお尻を振る様子に、世間は冷笑。「これはトゥワークじゃないだろ」「カロリーを消費したいだけなのでは」と意地悪な声まで上がり、ますます注目されるようになったのです。