嵐・相葉雅紀からHey!Say!JUMPへ、バーモントカレーCMにひと悶着?
今年からジャニーズグループ・Hey!Say!JUMPがCMキャラクターを務めている、ハウス食品のバーモントカレー。2009年から同CMに出演してきた嵐・相葉雅紀からのバトンタッチだったが、関係者によると思わぬ“変化”が発生しているという。
「というのも、相葉がCMに出演していた時期に比べて、バーモントカレー販売数が明らかに落ちてしまっているというんです。同CMは西城秀樹や東山紀之、TOKIO・長瀬智也など、時代を象徴する男性アイドルがキャラクターを務めていました。現在、ジャニーズの中でも売り出し中のHey!Say!JUMPですが、やはり異常ともいえる嵐人気の後釜は、少々荷が重かったのかもしれません」(広告代理店関係者)
相葉出演時はハウス食品購入者に嵐限定ライブの抽選券が、Hey!Say!JUMP出演時はバーモントカレー各種購入者にランチパーティーの抽選券が、それぞれ特典として付属していたが「嵐ファンは、スーパーなどの売り場にあるハウス食品をすべて買い占めるなど、それはそれはすさまじい騒ぎとなりました。その影響力は、経済新聞に掲載されたほどで、同社広報が『同社商品の売上げに寄与』とコメントまで出していました。ファンの間では『相葉くんがCMに出ている間は、我が家のカレーはずっとバーモントカレーでした』『また相葉くんのCMを流してほしい』という声が今でも上がっています。もちろん、Hey!Say!JUMPの時も買い占めに走るファンはいたようですが、嵐ファンよりは勢いはなかったかも」(ジャニーズに詳しいライター)という。
「正直な話、ハウス食品側がCMキャラクターを相葉に戻したいと考えるのは当然かもしれませんが、ジャニーズ側は頑として譲らず。“ジュリー案件”になったものの、イマイチ伸び悩んでいるHey!Say!JUMPだけに、メンバー全員の顔を売ることができるCM出演は、外せないところなのでしょうね」(前出・関係者)
デビュー以来、ジャニー喜多川社長が担当してきたといわれるHey!Say!JUMPだったが、今年に入ってからは藤島ジュリー景子氏の派閥入りしたことが伝えられている。
「ジュリー氏は嵐も担当していることから、CMの後釜にHey!Say!JUMPに差し込むことは容易だったはず。売り上げやハウス食品との付き合いを考慮すれば、今後また相葉やほかの嵐メンバーに出演者を変更させた方がいいのでしょうが、Hey!Say!JUMPの今後を考えるとそれは考えにくい。しばらくはHey!Say!JUMP続投でいくことでしょう」(前出・ライター)
数多くの若手グループの育成に勤しむジャニーズだが、やはり嵐の壁を超えるグループの登場は、まだまだ先のことかもしれない。