脱退者増加で神経質に? サイエントロジーがジョン・トラボルタを監視
サイエントロジーはこういった状況に危機感を抱いており、リーに続いて教団を脱退するセレブ信者がいるのではないかと警戒モードにあるとのこと。「Showbiz Spy.com」によると、教団はジョン・トラボルタ一家を監視し始めたという。
ジョンは、今月3日に音楽界の大御所である歌手トニー・ベネットの87歳を祝う大々的な誕生日パーティに、13歳になる娘エラを連れて出席した。パーティ会場には、アンジーという名のサイエントロジーの世話人も来ており、ジョンとエラをぴったりとマークしていたとのこと。「アンジーは夜通し2人を監視し、ジョンと会話をする人の顔を厳しい表情でじっと見つめていた」「不快な空気が流れたが、ジョンは何事もないようにごくごく普通に振る舞っていた」と消息筋は語っている。
米タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー」によると、ジョンと妻のケリーは、長年信仰を共にしてきたリーをサイエントロジーに呼び戻そうと必死になっているとのこと。リーは教団関係者との連絡を一切断っており、ジョンとケリーの電話にも出ないそうだが、「Showbiz Spy.com」は、教団はジョンの信仰心を信用しておらず、ジョンがリーの影響を受けてサイエントロジーを去ってしまう可能性を懸念している、と伝えている。
トム・クルーズとケイティ・ホームスが離婚したばかりのころ、サイエントロジーの世話役たちが彼女の行動を見張っていたというニュースが流れた。脱退者の暴露本が発売され、教団の内情を語る人も増えたことで、サイエントロジー側もピリピリしており、ジョンを見張っていたという可能性は非常に高い。大手メディアが教団の実態に迫る特集を組むなど、窮地に追い込まれつつあるサイエントロジー。ハリウッドで幅を利かせている団体は、次にどんな行動に出るのだろうか。