内村光良、NHK『あまちゃん』コントは大丈夫!? 甦る「松本人志の大惨敗」
今月20日と27日にNHKで放送される、ウッチャンナンチャン・内村光良のコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』。空前のヒット作となった朝の連続ドラマ小説『あまちゃん』のパロディコントが放送されるということで、各メディアでも大々的に取り上げられている。
『LIFE!』は昨年、NHK BSプレミアムで9月と12月に2回放送され、今年6月からはNHK総合の連続ドラマ「ドラマ10」枠の作品が切り替わるタイミングで放送されている。番組のスタート前に記者会見を行った内村は「莫大な予算を掛けているので、すべるわけにはいかない」と意気込みを見せていた。
「ところが、6月に放送された回の視聴率は、火曜日午後10時で5.6%と低空飛行。同時間帯でも最低視聴率でした。NHKはダウンタウンやウッチャンナンチャンなど、『お笑い第三世代』を積極的に起用していますが、いまいち相性が良くないのか、いい結果は出せずにいます」(週刊誌記者)
松本人志は、2010年に『松本人志のコントMHK』で、NHKのコント番組に初挑戦。前評判も高くメディアや一般人からも期待されていたものの、初回視聴率は2.3%という“大爆死”で、その後も横ばいの数字のまま終了している。
「『MHK』の評価はネット上でも散々で、『松本人志は終わってしまった』と酷評されていました。対して内村の方は『笑う犬みたいで面白かった』とファンから温かい意見が寄せられていましたが、やはり時間帯最低視聴率では決して喜べないでしょう。内容に関しては好評価が出ている内村のコントだけに、今月20日と27日の放送には、視聴率的にも期待がかかっています」(同)
しかし期待以上に、「内村は相当なプレッシャーを感じているだろう」とテレビ局関係者は語る。
「『あまちゃん』ブームまっただ中で、ゲストには脚本を担当した宮藤官九郎を迎えるなど、ハッキリ言って“鉄板”の内容。この2週にわたる放送が、またしても低空飛行だった場合、松本と同じく内村もNHKからお役御免となってしまいます」(同)
雑誌や新聞にも積極的にプロモーションを仕掛け、万全体制で放送される『LIFE!』の『あまちゃん』コント。内村の「すべるわけにはいかない」というコメントが、この2回の放送に大きくのしかかることになりそうだ。