嵐のグッズ発送で郵便局激混み! ゆうパックが『アラフェス』出張の特例に
日本テレビが毎年夏に開催しているイベント「汐博2013」。今年は嵐のコンサート『アラフェス2013』のグッズ販売も行っているが、会場では嵐の人気による“特例措置”が定められるなど、例年とは違った盛り上がりを見せているようだ。
8月24・25日に放送される『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でメインパーソナリティーを務め、日テレともつなががりの深い嵐。今年の「汐博」でも同番組のブースが作られているため、嵐ファンにとってはこの夏の見逃せない観光スポットのひとつになっている。また、9月21~22日に東京・国立競技場で行われる『アラフェス』のグッズ先行販売も実施。入場予約制が取られているため、当選者と同伴者1名のみが同地でグッズを購入することができるシステムだという(整理券の申し込みは、すでに終了)。
「時間ごとに入場者が区切られているものの、ショップ全体を囲むように多くのファンの人たちが待機していました。買い物を終えて驚いたのは、お店の横に郵便局の受付所が設置されていたこと。ゆうパックで荷物を送るために簡易的に作られたようですが、箱詰めするための作業場所まであって、『お店側も用意周到だな』なんて思ってしまいましたね(笑)。今回は1つのアイテムにつき1人5個ずつの販売でしたが、グッズ購入の代行を頼まれて大荷物になっていた人も。ゆうパックを利用する人も大勢いたようで、ダンボールが何十個も積み上がっていました」(現地を訪れた嵐ファン)
前出ファンによれば、こういったジャニーズ関連のグッズ販売において、宅配用のサービスが行われていたのは異例だという。では、今回はどういった経緯でアラフェスグッズショップにゆうパックの受付所を設置することとなったのか――。サイゾーウーマンは、「汐博」担当者に詳しい話を聞いてみた。
「(ゆうパックの受付は)初日は出していなかったんですが、近くの『汐留シティセンター郵便局』に結構な数のお客様が行かれて、郵便局が混んでしまったそうなんです。郵便局のほかのお客様との兼ね合いもあるので、主催者協議の上で『会場近くに出しましょう』ということになりました」
現地の特設場所
現地では盛況だったという仮設のゆうパック受付所だが、これは初めから想定していたのではなく、反響を受けての設置だったとのこと。グッズを買いに来たお客さんからの要望でもなく、郵便局の混雑を考慮した上で決まったそうだ。
ショップは25日までの営業となるが、ゆうパックの受付について担当者は、「最後までやる予定です。土日は郵便局の方がいらっしゃらないので、平日のみの設置となります」と回答してくれた。「汐博」では、ほかにもグッズの販売ショップがあるが、今回のようにゆうパックの受付を作ったのは、これまでにない“異例の措置”とのこと。「荷物が多くて持ち帰るのが大変だ」という人には喜ばしい計らいだろう。
しかし、一部ではグッズを大量買いしてインターネットオークションに出品してしまう悪質な例も見受けられる。現在、「ヤフオク!」では、15点のフルセットで20,000円を超えるものも出品されており、今後、さらに高値がつく可能性もある。正当な利用者には便利な試みだけに、今後も継続されるよう、節度を守って利用してもらいたいものだ。