「60歳引退説」に言及した明石家さんま、レギュラー番組の視聴率は?
8月3~4日に放送された『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)で、明石家さんまが「60歳引退説」に言及したことが話題となっている。さんまは、SMAP・中居正広とトークを繰り広げる、深夜の「さんま・中居の今夜も眠れない」内で、中居の質問に対し「まだわからない。これはテレビ局とかファンの皆さんが決めてくれることだから」などと返答していた。そこで今回は、さんまのレギュラー番組の視聴率は、現状でどれくらいの数字を稼いでいるのかを検証してみたい。
現在、関東でのさんまのレギュラー番組は『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)、『ホンマでっか!?TV』『さんまのまんま』(いずれもフジテレビ系)。この4番組の6~7月の視聴率を見てみると、一番数字が悪かったのはズバリ、1996年スタートのご長寿番組『さんまのSUPERからくりTV』だ。
同番組の視聴率は通常放送で、7~9%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。裏番組には『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)、『シルシルミシルさんデー』(テレビ朝日系)、『ほこ×たて』(フジテレビ系)と強豪が並び、『からくりTV』は『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)にも負けて民放最下位となる日もあった。
一方、その他番組は同時間帯と比較しても好調だ。『さんま御殿』も97年開始のご長寿バラエティーだが、通常放送で10~14%の二桁を獲得。内容によって数字に変化はあるが、その日の日テレ系番組で『さんま御殿』が最高視聴率を稼いでいる場合もある。
2009年にレギュラースタートした『ホンマでっか!?TV』は、水曜午後9時台の放送で11~14%を記録。6月26日のSPでは17.5%の高視聴率をマークしていた。また、土曜5時(関西テレビは午後1時56分)からの30分番組『さんまのまんま』は、ゲストによって差は生じるものの4~8%台で、他局と比べても悪くない数字だ。