“超大物シンガー”は大丈夫か? 中毒者が語る、覚せい剤で失ったもの
――玉石混交のネットの海で、下衆なエピソードだけを収集・観察する奇跡のヲチャーHagex。彼がセレクトした、某橋田壽賀子ドラマよろしく、読むとゲッソリする……いや人生のトラブルシューティングとしてためになるエピソードを紹介。
7月24日東京スポーツの1面に「超大物シンガー薬物中毒」というタイトルが躍りました。記事を見てみると、「超大物歌手が、更生保護施設に入らなければいけないほどの麻薬中毒状態に陥り、現在当局が内偵中。しかも、暴力団にそれをネタに恐喝されている」という衝撃の内容でした。大変気になるニュースですが、トンデモ記事や誤報も多い東京スポーツなので、この報道も「本当なの? そして誰?」といった扱いで忘れ去られてしまいます。
しかし、31日に「週刊文春」(文藝春秋)のWebサイトで「チャゲアス飛鳥が『覚せい剤吸引ビデオ』で脅迫されていた!」という記事がアップされ、話題を呼びます(8月1日発売の「週刊文春」でも報道)。タイトル通りの内容で、東京スポーツの記事は本当だったのか……と思われましたが、8月1日にCHAGE and ASKAの公式サイトで、これらのニュースに関して「報道の内容は事実に反しており、大変遺憾です。弊社としてはこれらの報道に対し、厳重に抗議いたします」と反論。今度どうなるか目が離せない展開となっています。
しかし情報があやふやなのも事実です。「文春」の記事では「月に30グラムも覚せい剤を使用」と書かれていますが、これは大変な量です。注射を使う場合、1回につき覚せい剤を0.02グラムほど使います。30グラムだとなんと1,500回分です。1カ月30日の場合、1日50回も注射する計算です。ASKAは1回の使用量が1グラムだという報道もありますが……若干の眉つばモノでしょう。
さて、長くなってしまいましたが、今回2ちゃんねるに投稿された薬物中毒系のエピソードです。
薬で失ったものを書け(薬、違法@2ch掲示板)
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/ihou/1221558941/l50
<残ったのは汚れた経歴と孤独>
家族、愛情、人生の目的を失ってしまいました。残ったものはわずかなお金、汚れた経歴と孤独。この寂しい現実をスタートと思って向上を目指さないと、精神的につらく生きてゆけない。昔は「未知なる世界への興味と好奇心」があったが、いまただ自分の人生に目的が欲しい。