コラム
【隔週刊】さざ波ニュース

タイソン・ゲイ世陸不出場! 東スポが、ここぞとばかりに織田裕二をいじる!

2013/07/30 21:00
UZ、ドントマインド!

 テレビ&芸能ウォッチャー界のどぶさらい・佃野デボラが、誰も取り上げない、語るに値しない些末なニュースをソムリエ感覚でご提案します。

 猛暑にゲリラ豪雨、英国ではロイヤルベビーが誕生と、いろいろあった7月後半の2週間。何度も言いますが、こちらは生活の知恵にも人生の糧にも一切ならない泡沫トピックのコーナーです。

■第3位 ポール・マッカートニー来日報道で、小倉智昭がセットリストに“ヤマ”を張り、知ったかぶり

 「ヒートアイランド現象も巨大地震活動期も、俺、小学生の頃から予想してた」とか言ってそうな、国民的知ったかぶりおじさん・小倉智昭が、7月16日付けで報じられた「ポール・マッカートニー、11年ぶりの来日決定」のニュースを受け、自身のブログ「OG’s Diary」にて喜びをあらわにした。<いままでポール・マッカートニーの東京のコンサート、おそらく10回ぐらいあったと思うんですけど、全部見ています。今度も東京の3公演は絶対、行くつもりです。>と、得意の“数自慢”から入り、ビートルズ時代にもソロになってからも一度も演奏されたことがないという「Eight Days A Week」が聴けるかもしれないと、根拠のない希望的観測と、万が一演奏した場合「俺、ブログで書いてたからね」と言いたいがための“ヤマ”張りをしてみせた。こうなったらポールよ、死んでも「Eight Days A Week」は演奏しないでくれと願わずにはおれない。

■第2位 東スポWebが「織田裕二 深刻な“ゲイショック”」記事で大ハシャぎ

 河童や地底人やゲイを取り上げてハシャぐだけの簡単なお仕事。そんな東スポが、米・男子短距離の元世界王者タイソン・ゲイが、ドーピング問題で8月の陸上世界選手権に出場できないため、“ゲイ大好き”の織田裕二が落胆しているという主旨の賑やかし記事を「東スポWeb」に掲載した。記事では、<(2007年・世界陸上で織田は)ゲイが勝利すると『ゲイやった!』と番組そっちのけで大喜びし、物議を醸しました。このほか男子ハンマー投げの室伏広治さんも大好き。11年の韓国テグ大会では、室伏さんが金メダルを獲得した瞬間『ムロフシ! ムロフシーッ!』と絶叫。途中で感極まり天井を見上げる場面もありました」とは番組関係者。>などと、気ままな手料理感覚で報じている。東スポの「チカちゃん感」が半端ない。チカちゃんとは『ひみつのアッコちゃん』に登場する町一番の自称“情報通”で、「大ニュース大ニュース~!」が口癖のチカコ(そばかすオカッパ眼鏡)のことである。

■第1位 ますおか岡田、牛田君相手に「ギュゥ~!!」をぶっ込めず苦戦

 日本一お育ちのよろしい中学2年生、ピアニストの牛田智大君が最新アルバムの告知のため、日本テレビ系『PON!』のトークコーナー「毎日が緊急企画!ちょっとおトーク」にゲスト出演した。曜日MCであるますだおかだの岡田は、「牛田君」だけに、ここは持ちギャグである「ギュゥ~!!」をできる限りぶっ込んでおきたいところだが、何をフッてもヒューマノイドみたいな模範解答しかしてこない牛田君。岡田にとってはかなり絡みづらかったようだ。牛田君が2歳の頃ピアノと戯れる写真を紹介する際、「音の区別をするために鍵盤に動物のシールを貼っていたんです。猫ちゃんとかウサギさんとか」と説明すると、岡田はここぞとばかりに「牛さんのシールは!!」とジャブを打つも、「牛さんは……貼ってなかったです」と撃沈。「んんん……残念、ギュゥ~~!!」と、苦し紛れのフニャフニャパンチで自爆した。しかし、この「水と油」の牛田君と岡田、相当おもしろいコンビなので、再びの対戦を期待したい。

佃野デボラ(つくだの・でぼら)
ライター。くだらないこと、バカバカしい事象とがっぷり四つに組み、掘り下げ、雑誌やWebに執筆。生涯帰宅部。タンブリング・ダイス所属。

最終更新:2019/05/17 20:26
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