風間俊介と“元ワンギャル”新妻、V6・三宅健をめぐる3つの疑惑
この問題をさらに興味深くしていることが、もう1つある。それが河村の父親の存在だ。なにしろ、河村父はかつて芸能界の実力事務所として隠然たる影響力を持っていた「ボンド企画」の社長・高杉敬二だというのだから! しかし時代は移り変わったのか。「週女」の直撃にパパ高杉は「全部ジャニーズさんのほうに聞いてください。そういう約束だから」と言うばかり。本田美奈子、松崎しげる、松本伊予など早々たるタレントを輩出、マネジメントし、かつての芸能界では知らぬ者はいなかった高杉だが、直撃コメントを見る限りその片鱗はない。こんなところで久々に名前を見たこともまた驚きである。もし「ボンド企画」が健在ならば、別の面白い展開に――などと、つい考えてしまう。
風間も3年前の「週女」記事を知った上の結婚なのだろうから、2人に問題なければどうでもいいが、かつて芸能界の実力者だった人物がジャニーズという“長いもの”に巻かれるサマは悲しい。芸能事務所の栄枯盛衰が垣間見れる記事でもあった。
次も悲しい芸能界物語である。雪村いづみといっても誰のことだかわからない人は多いだろう。戦後に「3人娘」として美空ひばり、江利チエミと共に絶大なる人気を誇った歌手である。御年76歳。年齢もあるし、最近では活躍しているわけではないから、今更引退ウンヌンいわれてもピンとこないかもしれない。しかし、この記事を読むと悲しいのだ。
雪村は、先日NHKの歌番組をドタキャンしたらしい。その理由として、ボケやうつ、そして引退が取り沙汰されているという。「週女」は早速本人に直撃インタビューを敢行した。すると本人は引退を認め、前マネジャーに対する不満を口にしたという。「仕事を取ってきてくれない。30%マージンを取られるのは納得できない」と。
この時点でアウトであり、哀れでもある。マネジャーが必死で仕事を取ろうにも、雪村にそこまで需要があるとは思えない。マージン30%も芸能事務所としては普通。そんなことをいっていたら、吉本興業の高マージンはどうなるの!? ドタキャンもどうやらウル覚えらしい。しかし、引退を口にしたのは前マネジャーとの関係が嫌だったからだ、と何度も主張しているようだ。そこで「週女」は前マネージャーに直撃。ため息や沈黙の後「これだよな……」「大変寂しいご発言」などと語ったのだ。おそらく前マネジャーも雪村を思い、一生懸命頑張ったのだろう。しかし誰がやっても無理なものは無理。しかも現事務所によれば「引退はない」とのこと。こうした関係者の証言を読めば、食い違いの根源がどこにあるかは一目瞭然だ。
一世を風靡すればするほど、老いは残酷だ。かつて名女優・原節子が40代という若さで引退し、その後一切表舞台に現れず隠遁生活を続けている。それもひとつの美学だろう。一方、生涯現役を貫きたいとの志の芸能人も多い。どちらが正しいなんてことは、誰にもいえるものではない。しかし、今回の雪村の本人及び周囲のインタビューは、老いた後の居住まい、生き方、そして仕事に関してさまざまに考えさせられるものがある。もちろん芸能人であろうがなかろうが関係なくではあるが、しかしかつて歌姫といわれた人気歌手が76歳になった現在、どんな生活を送り、何を考え、発言するのか。その肉声インタビューは、女性週刊誌の伝統として今後も追い続けて欲しいテーマであり、芸能史の上でも貴重な記事だった。
前回、騒動後初めて矢口真里の目撃記事を掲載した「自身」が、今度は矢口の財布の中を暴いてみせた。事務所や関係者が早期復帰を促す中、頑なに復帰を拒否していると伝えられる矢口。しかし、その意志を後ろから後押ししているのが、矢口の貯金らしい。その額1億円。確かに矢口くらい活躍していた芸能人ならそのくらいの貯蓄があって当然だが、矢口本人は「1億円を切り崩して生活すれば5年は復帰しなくてもいい」と知人に語ったという。1年に2,000万円という計算。いや、普通なら10年は優に暮らせる。いや、いや言いたいのはそんなことではない。矢口が今後5年間は復帰しないという決意に驚いた。そして5年後には復帰できると思い込んでいることにも。思い直せ! 矢口。