香取慎吾、「稲垣吾郎ファン」宣言! 切磋琢磨し続ける25年目のSMAP
今年、デビュー25周年の節目を迎えたSMAP。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の「SMAPはじめての5人旅」企画など、あらためてSMAP5人の絆に注目が集まっている。そんな中、香取慎吾が「最近、稲垣吾郎のファン」と突然のラブコールを送ったことが、ファンの間で「なぜ今になって!?」と話題になった。
これは、『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)のサイト上で配信されている「SmaTIMES」での発言。香取は、同番組内の稲垣の映画評論コーナー「月イチゴロー」を絶賛。「一緒に仕事するときもそうだし、吾郎ちゃんがひとりで番組に出演しているのを見ても、ちょっとツボに入るところが多くなってきて、稲垣吾郎ファンという感じがありますね。」と語り、「キレ味がいいですよね…。やっぱり、『十三人の刺客』は大きかったのかな?あのあたりからかもしれない。悪役をやったりする吾郎ちゃんのキレ味がさらに増して…。」などと、独自の「稲垣吾郎論」を展開した。
ファンは早速、稲垣のラジオ番組『STOP the SMAP』(文化放送)に香取のファン宣言を報告。稲垣は照れながらも、それに応えるように、香取出演中の『おじゃマップ』(フジテレビ系)や『笑っていいとも!』(同)、またドラマをよく見ていると告白し、ファンを喜ばせた。
しかし、次週の『STOP the SMAP』では、草なぎ剛主演映画『中学生円山』をめぐり、草なぎと稲垣の間ですれ違いが起こっていたことが発覚。
なんでも、草なぎが舞台あいさつの際、「吾郎さんが『映画見たよ、よかったよ!』といってくれたんです。吾郎さん、 優しいから本当に見たかどうかわからないんですけど」と客席の笑いを誘ったというのだが、稲垣は「見てないですよ。あの『見たよ』とも言ってないと思うんですけど」と番組を通じて全否定。「剛くんが、舞台あいさつでトークのネタに困って、なんか……嘘ついたんじゃないんですかね(笑)」というキレ味鋭い見解も飛び出した。
時にはそんなすれ違いはあるものの、SMAPは今でも、忙しいスケジュールの合間を縫って、こまめに他メンバーの個人活動をチェックし合っているという。
「ちなみに今回、草なぎくんと香取くんがね、『ヴィーナス・イン・ファー』の方には来られたんですけど。(略)だいたい舞台に関してはあの2人しか最近ずっと来てないので(笑)。(略)中居(正広)さんも木村(拓哉)さんももちろん仕事で忙しかったりね、なんか理由があって多分来れなかったと思うんですけど。(略)剛くんは本当に優しいというか。みんなの作品をちゃんと見てますよね。(逆に)『任侠ヘルパー』(フジテレビ系)の時なんて木村くんが『すごく面白い』って草なぎくんに大絶賛してたりね」
普段「お互いのプライベートは一切知らない」と語るSMAP。しかし、香取の「稲垣吾郎ファン」宣言や、お互いの活動を意識し合う様子には、デビューから25年たった今も、メンバー同士刺激を受け合い、切磋琢磨する姿勢が感じられる。SMAPが押しも押されぬ大スターであり続けられる秘訣は、こんなところにあるのかもしれない。