嵐、国立競技場コンサートの裏ワザ!? チケットなしのファンが見つけた“神席”
9月21日、22日と東京・国立競技場で行われる嵐のコンサート『アラフェス2013』。2008年から6年連続で行われてきた国立公演だが、同地が大規模な改修工事のため一時閉鎖されることから、現在の競技場では今年が最後の公演となる。
国立公演に関しては、チケットを入手できなかったファンが会場周辺に3万人も押しかけるなど、社会問題として報じられたことも。そしてこの6年の間に、熱心な嵐ファンが編み出した、コンサート鑑賞の“裏ワザ”があるという。
「国立競技場から程近い日本青年館ホテルに、チケットを取れなかった嵐ファンからの予約が例年殺到するんです。なんでも、ある特定の部屋の窓からは、コンサートのオーロラビジョンを見下ろすように鑑賞できるんだとか。熱心なファンたちは、何としてもコンサート期間中にその部屋の予約を取ろうと、躍起になっているようですよ」(ホテル業界関係者)
会場外、しかも上空からコンサート観賞とは前代未聞だろう。
「その部屋を押さえられたファンは、グッズの列に並んだ後、シャワーで汗を流してからコンサート本番に臨むそうです。また冷房が効いた部屋でじっくり鑑賞できることも、ファンからすれば魅力的な特典のようです。毎年予約開始と同時に、ホテルの電話回線がパンクしてしまうため、ついに今年は代理店に電話対応を委託するという異例の措置を取ったようですよ」(同)
路上に座り込んで“音漏れ”を鑑賞するのとは違い、ホテルの部屋であれば誰にも迷惑を掛けることはない。とはいえ、決してこれは正しい鑑賞法とはいえないだろう。
「その部屋からは、本番前日のリハーサルも鑑賞できるとあって、ちょっとした伝説になっています。しかしチケットが取れなかったのに会場外から鑑賞するというのは、さすがに反則だとは思います……。でも、一度はこの“神席”からコンサート参戦してみたい、というのがファンの本音です」(熱心な嵐ファン)
最後にこの“神席”のチケットを掴みたいと願うファンは、果たしてどれほど存在しているのだろうか?