セックスシンボルからママセレブに! 出産でイメージが変わった女たち
09年8月に長男デイヴィッド・ダニエルを出産し、たった2カ月で復帰したジェニファーは、自信にあふれ、たくましくなっていた。「母親になれて本当にうれしい。最高のプレゼントだわ。夜中、早朝、いつ泣かれても大丈夫。だって、新生児でいるのは本当に短い間だけでしょ。仕事で離れなきゃいけない時は胸が締め付けられる。だから1日、2日以上は離れないようにしているの」とワーキングマザーの複雑な胸の内を明かす彼女に、共感する女性も多く、新しい層のファンを獲得した。
10年には息子のために健康的な生活を送ろうと決心し、ダイエットに励み、見事11キロ減量。スリムになった彼女は、都会的なセレブへと大変身し、見事スマートなセレブママの仲間入りをした。
■ハイディ・クルム
スーパーモデルとして一世を風靡した後、04年にイタリア人実業家との子である長女レニーを未婚で出産したハイディ・クルム。妊娠中に交際を始めた歌手シールと05年に結婚し、同年に長男ヘンリー、06年に次男ヨーハン、09年に次女ルウを出産。子どもの学校の送り迎えをしたり、家族でホリデーを満喫するなど、子育てに精を出す姿が頻繁にパパラッチされるようになった。
ハイディは、仕事をセーブするどころか、モデルとして働く一方で、大ヒット番組『プロジェクト・ランウェイ/NYデザイナーズバトル』を手がけたり、デザイナーとして活躍したり、チャリティーに参加したりと精力的に活動。どんなに多忙であっても子育てには妥協せず、子どもとの関係も良好。結婚していても自立し、キャリアもファミリーもすべてを手に入れた彼女に、世の女性たちは強い憧れを抱くようになった。
ハイディは子持ちになったことで自信がつき、仕事への原動力になったと告白。「母親になって、自信がついたわ。子どもがいない時も自信は持っていたけれど、子どもを持つことになり、成熟したというか……母親になったことで自分に対する自信が強化されたのよ。たくさんのことを引き受けても大丈夫、なんとかなるんだって、学んだわ。子どもたちが、強くて安定したママを必要としているから、自然と自信がついてくるのよね」と、語っている。
世間は今、出産したばかりのキム・カーダシアンが、どのようなママになるのかに大注目している。妊娠してからというもの、風船のように激太りしてしまった彼女は、果たして、出産後、さらに魅力的になれるのか。今から楽しみだ。