計算ではなく天然! ブラピ、チャーリー、ブルック・シールズの“パパラッチ操縦法”
昨年から、世界的アイドルのジャスティン・ビーバーがパパラッチ相手に本気で怒りまくる姿が次々とゴシップサイトに掲載され、話題となっている。愛車のフェラーリを停車させ、後をつけてくるパパラッチに文句を言って交通渋滞を引き起こしたり、ビルの外で彼を待つパパラッチにペットボトルを投げつけたり。ムスッとした態度でパパラッチにぶつかることもあるので、パパラッチからはとてもウケが悪く、ロンドンのパパラッチたちからは口汚く罵られてしまうほど嫌われている。
24時間パパラッチに追い掛け回されるのは、嫌気が差してしまうもの。高値で売れる良いショットを撮ろうと、強引な行動をとったり、無謀運転をするなどのパパラッチもおり、セレブたちは危険極まりないと憤りをあらわにしている。だが、パパラッチたちも、嫌われ者という立場に甘んじているわけではない。パパラッチを毛嫌いするセレブたちは、悪意が感じられる不細工なショットを撮られることが多く、なにげに復讐をされているのだ。半面、パパラッチにフレンドリーに接するセレブは、好意的な写真を撮られることが多い。
今回は、そんなパパラッチたちを上手に味方につけた「パパラッチにウケがいいセレブ」を、エピソードと共にご紹介しよう。
■パリス・ジャクソン
父マイケル・ジャクソンが、「自分の子どもだと追い掛け回され、普通の子ども時代を過ごせない」として、一緒に外出する時は必ずマスクをつけさせ、顔をばれないようにと必死に守っていた、3人の子どもたち。2009年6月にマイケルが急逝してからは、本人たちや周囲の大人たちの意向で堂々と顔を出すようになったが、さすがのパパラッチも最初は控えめに彼らを撮っていた。
しかし、長女パリスが思春期に入り、美しく成長。Twitterなどで自分の意見を包み隠さず表現するなど、「パパラッチしがいのある」女の子になってきた頃から、パパラッチは彼女をマークするように。マイケルのおかげで、すでにパパラッチ慣れしていたパリスは、彼らの存在に神経をとがらすこともなく、手を振るなどサービス旺盛。最初のうちは、マイリー・サイラスに間違われ、一緒にいた兄のプリンスが「ぎゃははは」と大爆笑したことがあったが、その時もパリスはおどけた顔でポーズを取るなどチャーミングに応戦。
11年にはパリスを追いかけようと必死なパパラッチが信号無視をし逮捕されているが、彼女は「彼らも仕事をしている」というスタンスでパパラッチに接しており、先日は、母親と一緒にいるところまで追っかけてきた数名のパパラッチに、「ピザ買いに行くの。欲しい?」と聞いたり、相変わらずフレンドリーだと絶賛されている。先日、パリスが自殺未遂した時も、パパラッチは本気で彼女のことを心配していた。