「ツアー初日の予定だったのに」冠番組なし、CD売上低下のKAT-TUNに不安の声
KAT-TUNの今後の活動について、危惧する声が挙がっている。亀梨和也をはじめ、近年は個々でもドラマや映画に出演しているが、グループとしての活動は徐々に減少。冠番組も昨年末に終了してしまい、今年のコンサートツアーに関する正式発表もないため、ファンの不安が募っているようだ。
「5月末くらいに、Johnny’s netのファンクラブ会員ページにツアーの日程が掲載されるも、すぐに消えてしまったと、内容を見た一部のファンが言っていました。しかし、いまだにツアーに関する正式発表はありません。サイトから消えたというスケジュールでは、7月20日の新潟公演がツアー初日だったため『掲載された日程の通りに進んでいれば、今頃ツアーが始まってワクワクしてる時期なのに……』と、落ち込んでいるファンが大勢いるんです」(熱心なKAT-TUNファン)
本来は7~9月の予定で進んでいたが、それがスケジュールの都合で秋~冬にズレ込んだだけなのか、それとも何らかの理由でツアー自体が中止になってしまったのだろうか。
「7月下旬に問い合わせをしたんですが、コンサート事務局の人に『現時点では、まだツアーは決定していません』と言われてしまいました。ファンの間では、『田中聖が事務所に無断でバーを開店していたこと(既報)に対するペナルティーではないか』『シングルの売り上げも落ちていっているし、集客が見込めないとの判断ではないか』などとウワサになっています。聖は5月26日付のKAT-TUN’S MANUAL(携帯サイト『Johnny’s web』の連載)で『俺らも早くみんなに会いたい』『色々話したりしてるから待っててね』と書いてくれていたので、本人たちのやる気はあったんでしょうけど……」(同)
田口淳之介は13日からスタートした少年隊・東山紀之主演のドラマ『七つの会議』(NHK)に出演しており、中丸雄一も同じく東山主演で9月放送のスペシャルドラマ『The Partner~愛しき百年の友へ~』(TBS系)への出演が決定。上田竜也も『炎の体育会TV』(TBS系)にレギュラー出演しているほか、12月公開のV6・岡田准一が主演する映画『永遠の0』にもキャスティングされている。
「一番の売れっ子である亀梨は、5月公開の映画『俺俺』で主演を務め、10月からは『東京バンドワゴン(仮)』(日本テレビ系)がスタートします。身勝手な言動でファンから批判が噴出している田中も、『爆笑!大日本アカン警察』(フジテレビ系)への不定期出演や、来年には出演映画『サンブンノイチ』が公開される予定です。それぞれに活躍中のメンバーですが、やはりグループとしての活動が充実しているとはいえませんね」(ジャニーズに詳しい記者)
5月発売のシングル「FACE to Face」の初週売り上げでは前作から約2.3万枚減少し、15万台を切ってしまったKAT-TUN。年内のコンサートツアーも現段階では未定とされており、冠番組もなく、CD売り上げも低下……という現状では、ファンが不安になるのも無理はない。先輩ではSMAPや嵐が国民的グループとなり、若手の後輩の勢いも増してきている。間に挟まれたKAT-TUNにとって正念場といえるが、今のような現状でファンの心をつなぎ止めることはできるのだろうか。