ローラに降りかかった「桃の天然水」の呪いが、マスコミにも波及!?
国民健康保険の海外療養費制度を悪用した詐欺容疑で、実父のバングラディシュ人・ジュリップ・エイエスエイ・アル容疑者が国際刑事警察機構を通して国際手配されているローラ。CM契約本数が10本を超えるほどの売れっ子だが、その1つに、とあるいわく付きのCMがある。
そのCMとは、ローラが今年3月より出演している、JTの「桃の天然水SPARKLING」。ネット検索で「ローラ」「桃の天然水」と検索すると、「呪い」というワードが上がってくる状態だ。この「桃の天然水」のCMに出演したタレントたちは、不幸に見舞われているとささやかれており、ローラもそのジンクスに当てはまっている……というわけだ。
1998年に出演した華原朋美は、「ヒューヒューだよ!」というCM中のセリフと共に、歌手としてタレントとしても絶頂を迎えた。しかしその後、恋人の小室哲哉と破局してからは精神的不安定に陥り、奇行が目立つように。昨年末に歌手として再始動し始めたが、長く続いた“暗黒時代”の印象は、人々の記憶に強く残っている。
華原の次に出演したのは、浜崎あゆみ。彼女もまた、CMに出演した次の年に左耳に内耳性突発難を患い、その後左耳の聴覚をほぼ失っている。その後出演した村田洋子は、病気療養を理由に芸能界を一時引退。そのほか、吉井怜は急性骨髄性白血病を発症。また、村田の代役で出演した神戸みゆきは、24歳という若さで心不全により亡くなっている。
そして今回のローラ。父親の国際手配報道により、ネット界隈は「桃の天然水の呪いだ!」と大騒ぎになっている。そして、この「呪い」はマスコミ業界にも波及する恐れがあるという。
「桃の天然水を製造しているのは、旧国営の日本たばこで知られるJT。たばこの売り上げが落ちているとはいえ、今でもテレビ番組『アナザースカイ』(日本テレビ系)に1社提供するなど、かなり強力なスポンサーの1つです。中でも、雑誌媒体に積極的にJTは広告を出している。そのため、出稿をもらっている媒体は『桃の天然水の呪い』なんて記事は出せませんよ。またJTは、『1回お金を払って広告を出したら、併せて無償でもう1~2つ広告を掲載してもらう』という独自の広告の出し方をしている。媒体側としては、JTとトラブルを起こして、この無償掲載分を増やされたくないという思いもあるでしょう。いわば、『桃の天然水の呪い』を報じると、媒体側も無償掲載という不幸に見舞われる可能性があるということです(笑)」(大手広告代理店関係者)
大人の事情によって生まれたマスコミの見えざる自主規制。それを呪いで片付けるにはあまりにも都合が良すぎる気がするが……。「呪い」を破る媒体は現れるのだろうか。