新生『DREAM BOYS』に近藤真彦!? KAT-TUNからKis-My-Ft2交代劇にファン騒然
2006年からKAT-TUN・亀梨和也が主演を務めていたミュージカル『DREAM BOYS』が今年から大幅にリニュアルすることが27日に発表され、ジャニーズファンに衝撃が走っている。これまでは、ボクシングをテーマに夢を追い求める若者たちの青春群像劇を描いてきたが、今作ではカーレースを題材にした内容に変更されるという。「アイドルからレース界に飛び込んだ近藤真彦の半生とも重なる内容」になるといい、近藤自身も特別出演するという。
04年1月に滝沢秀明主演で開幕した『DREAM BOY』は、翌年にはKAT-TUNと関ジャニ∞主演の『Hey! Say! Dream Boy』として上演され、以後は亀梨の主演舞台として毎年公演が行われてきた人気舞台。『DREAM BOYS JET』と題する今作では、昨年も同作に出演し、重要なキャラクターを演じたKis-My-Ft2の玉森裕太が座長を務め、同グループの千賀健永・宮田俊哉も出演する。
亀梨が昨年で“卒業”するという公式な発表はなかったため、ファンからは「去年で終わりなら、もっと見ておきたかった」「もうカズヤを見れないのかと思うと寂しい」といった悲痛な声が聞こえてくる。また「タッキーからカメに変わったみたいに、いつかは後輩に受け継がなきゃいけない日が来るとは覚悟してた」という意見や、元の舞台から大きくかけ離れてしまっただけに「ボクシングがテーマじゃないなら、別の舞台として新しく作ればいいのに」という辛辣なコメントも上がるなど、反響はさまざまだ。
主役交代劇だけではなく、ジャニーズの大御所・近藤が特別出演し作品の監修も行うと発表されており、さらなる物議を醸している。
「近年の近藤は、05年にデビュー25周年を迎えたことで7年ぶりのシングル『挑戦者』をリリースし、その後もコンスタントに歌手活動を続けてきました。昨年11月のシングル『Let’s Go!』リリース時はテレビ露出も盛んでしたが、今年に入ってからはラジオ番組『近藤真彦 くるくるマッチ箱』(文化放送)以外には目立った活動はなかったようです。27日に行われた会見では、ジャニー喜多川社長から『Youが出ないと成り立たないよ』と、出演のラブコールを受けたことを明かしていました。しかし、近藤は1990年の『若親分』を最後に本格的な舞台経歴はありません。歌手としてのイメージが強い近藤だけに、ミュージカル作品をどう監修し、後輩とどんな絡みを見せるのか。ある意味、貴重な舞台になりそうです」(ジャニーズに詳しい記者)
一方、これまで座長を務めた亀梨は、10月スタートの日本テレビ系連続ドラマで主演を務め、初のホームドラマに挑戦することが発表されたばかり。果たして、新生『DREAM BOYS JET』はジャニーズミュージカルの新たな1ページとなるのか? 公開初日を楽しみにしたい。