SE7EN、兵役中の風俗店利用が発覚! 芸能界復帰どころか「刑務所に収監の恐れも」
日本でのK-POPブームの先駆者ともいうべき韓国人アーティストSE7EN(セブン)が、兵役任務中にもかかわらず風俗店に出入りしたことが韓国国内で波紋を呼んでいる。
「SE7ENはPSY(サイ)やBIGBANGなどを擁するYGエンターテインメントに所属。昨今のブームが起こるずっと前、2005年頃に日本進出を果たしており、K-POP繁栄の功労者ともいえるアーティストです。日本語も堪能で、当時は日本のバラエティ番組にも呼ばれるなど一定の人気を得ていました。今年3月に兵役に入ったばかりで、今回の事件は韓国国内でも大騒ぎになっています」(韓流ライター)
事のきっかけは25日、韓国の報道番組で放映された「芸能兵士たちの派手な外出」という特集。同特集内で、同じく韓国国内で活躍する歌手Mighty Mouthのメンバーで兵役中のサンチュと共に酒を飲み、その後風俗店に入店する姿が捉えられた。30分後に風俗店から出てきた2人を取材班が直撃したところ、カメラを殴るなどして抵抗する姿まで放送されたという。
「放送では名前は伏せられ、顔にもぼかしが入っていましたが、上腕部に入ったタトゥーなどから、この2名が誰なのかは一目瞭然でした。軍の国防部は事態を重く受け止め、事実確認ができ次第、法的な処置も検討すると発表しています。国内では批判の声が相次ぎ、特にアイドル的な歌手であったSE7ENはファンからの失望の声も多く、兵役後の芸能活動にも暗雲が立ち込めています」(同)
日本人の感覚からすれば、風俗店に行っただけでそんなに批難されるのかと首をかしげたくもなるが、そこには日本人にはなかなか理解することの難しい韓国特有の「兵役」という制度の厳しい現実があるようだ。兵役経験者の韓国人男性は、今回の騒動についてこう語る。
「兵役中に風俗店で遊ぶなんて、絶対にご法度。下手すれば刑務所に入る恐れもあります。今回の騒動は芸能兵だから起きたことで、一般人はまず軍務中に風俗店なんかには行けない。軍務中は軍の外に出てはいけないし、24時間監視もついています。ただ、芸能兵は軍の広報として“芸能公演”を行うため、外に出る機会も多い。それでも監視役が必ずつくはずなのに、自由に外出できたなんて、人気の歌手だから甘い扱いを受けたのかな? って疑いたくもなりますね。彼が抱える多くの女性ファンも失望していると思うけど、同じく兵役期間は我慢を続ける同性からの反発の方が強いんじゃないですかね」(30代韓国人男性)
SE7ENといえば人気女優パク・ハンビョルとの交際も順調だったというが、今回の騒動をきっかけにいつ亀裂が入ってもおかしくない。2年弱の兵役終了後には華々しいカムバックも期待されていたが、今後の対応次第ではそれも実現不可能になる恐れも出てきた。
「正直、彼の韓国国内での人気は2007年にアメリカデビューで失敗して以降、下降気味。所属事務所のYGエンターテインメント的には、PSYやBIGBANGで大成功を収めているので、SE7ENに力を入れる理由ももはやないですからね。兵役中のトラブルは特にイメージ悪いですし、このままフェイドアウトしていく可能性が高い」(前出・韓流ライター)
また、同じく兵役中のピ(Rain)も先日、服務中に恋人のキム・テヒと密会していたことが大きく報じられ、謹慎処分を受けたばかり。ほかにもSUPER JUNIORのイトゥクや超新星のユナクなどが現在芸能兵として服務中だが、今回の騒動で韓国国内の芸能兵への批判ムードはより一層高まりそうである。