「名前を継げと要望」「キワドイ写真を送りつける」吉本一後輩泣かせの芸人とは?
先輩、後輩の序列が厳しいことで知られる吉本興業には、ムチャクチャな要求をして後輩を困らせる先輩芸人も少なくないようだ。そんな中で、「最も後輩泣かせの芸人なのでは」と言われているのが、“よしもとの美容番長”ことシルクだという。
全国区にシルクの存在が知れ渡ったのは、2008年に『あらびき団』(TBS系)に出演したのがきっかけだった。
「130Rと同期という、それなりにキャリアのあるシルクが、セクシーな衣装で若手芸人のように弾ける。東京人にとっては『変なおばさんが出てきた』くらいにしか思わなかったでしょうが、関西人にとってはかなりの衝撃だった。MCの東野幸治と藤井隆は、そんなシルクを尊敬と共に応援しているようです」(同)
近年では、元オリックスのコリンズ監督や年下のイケメン大学生との熱愛が報じられるなど注目の的に。しかし、後輩芸人を泣かせる芸人・シルクの一面は、ほとんど知られていない。
「例えば、こんな話があります。シルクの父親は無類の競馬好き。その父が亡くなった頃から、シルクは意外な能力を手に入れたようなんです。重賞レースの3着がまず頭に浮かび、そこから2着、1着も“見えてくる”そう。かつて、桜花賞でオッズ1,000倍の万馬券を当てたこともあったようです。しかし、それだけならいいんですが、自分の予想を後輩に無理矢理買わせる癖がある。最大で110通りも買わせたことがあるんだとか」(別のお笑い関係者)
また、シルクは、毎年自身のセクシーカレンダーを制作しているのだが、そこでもまた、後輩芸人が痛い目を見ているという。
「自分のキワドイ写真をイケメンの後輩に送りつけまくっていて、相当嫌がられていますよ(笑)。しかし最近、後輩たちは、その写真を美熟女好きの知り合いに“転売”しているらしく、いいお小遣いにもなっているようです」(テレビ局関係者)
さらに、後輩芸人の中には、芸能生活に支障を来すほどの重大な要求を、シルクからされたというコンビもいるそうだ。
「シルクは、後輩のバッファロー吾郎に“シルク”の芸名を継がせて、自分は改名する計画をしていたようです。バッファロー吾郎にしてみたら、たまったもんじゃありませんよ。当然、とん挫しましたが、シルクは、いまだに改名へのあこがれを持っています。今は『綾小路しずか』という名前で再デビューできないか、会社にかけあってる最中だそうです。理由は、あまりにも今の芸名が西洋の感じが強過ぎて飽きてしまい、『そろそろ年齢相応の和風な芸名で活動したいから』だとか」(ベテラン構成作家)
後輩だけでなく、会社に対しても無茶な要求を繰り出すシルク。そのたくましさがあれば、今後の芸人生活も安泰かもしれない。