生瀬勝久が、業界のタブー「ダブルブッキング」! ソニー関係者は「呆れてる」
『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)『TRICK』(テレビ朝日系)など、人気ドラマの脇役で人気を集める俳優・生瀬勝久に、芸能界とはまったく別のある“業界”から大ブーイングが巻き起こっているという。
7月スタートの『TRICK』スピンオフドラマ『警部補 矢部謙三2』に主演することが決定した生瀬。先日にはドラマの記者会見も行われ、多くのマスコミ陣が駆けつけた。そんな中、携帯ゲーム機「PlayStation Vita」を販売するソニー・コンピュータエンタテインメント関係者は、ため息混じりに次のように語る。
「実は『警部補 矢部謙三2』の会見のウラで、生瀬さんが『共闘先生』としてCMイメージキャラを務めているVitaの大規模なイベントが、秋葉原で行われていたんです。当日は新作ゲームの紹介が中心で、生瀬さんはビデオメッセージでの出演となりました。しかし、現場の関係者はみな苦い顔をしていましたよ。というのも、本当は生瀬さん本人に『共闘先生』として登場してもらう予定だったんですから」
本来であれば、生瀬はVitaのイベントに出席予定だったが、主演作品の記者会見を欠席することができなかったという。生瀬にとって、どちらの方が重要性の高い仕事かを考えれば、仕方のない話にも聞こえるが、前出の関係者はこう明かす。
「うちのイベントは、テレ朝さんの会見よりもだいぶ前から予定していて、生瀬さん側から出演OKももらっていました。ところが、会場を押さえて、イベント日程の変更不可能という段階になってから、突然生瀬さんの事務所から『出演できなくなった』という連絡が入った。それどころか『裏でドラマの会見があるから、共闘先生のイベントでは生瀬が関わっていること自体、なるべく触れないようにしてほしい』と要求してきたんです。あまりにも勝手な物言いに呆れてしまいましたが、結局、生瀬さん側は頑としてこちらの希望は受け入れず、事情を知る関係者はイベント当日も浮かない様子でした」(同)
つまり生瀬がやってしまったのは、業界ではタブーとされる“ダブルブッキング”。
「こうした場合、徹底的に頭を下げて、何らかの形で埋め合わせをするというのが芸能界のしきたり。この対応では、ソニー関係者が怒るのも当然ですね」(芸能プロ関係者)
久々の主演ドラマに、生瀬は会見で意気込みを見せていたが、今後は「共闘先生」としての責務もまっとうしてもらいたいものだ。